日本モーターボート競走会は20日、競走会職員1人が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。当該職員はボートレース江戸川の検査員として勤務。16日に体調不良となり17日にPCR検査を受け、19日に陽性と判明した。

 同職員は12~17日に開催の競走に16日まで検査員として勤務(17日は体調不良で休暇)していた。

 なお所轄保健所からは、同開催の参加選手及び検査員を含めた関係者における濃厚接触者の指定はなかった。だが今後の開催に万全を期すため、参加していた全選手は原則、直近の競走への出場を自粛、すでに次の競走に参加していた1人の選手は途中帰郷している。

 また当該職員と接触する機会のあった関係者については必要に応じPCR検査を行い、所轄保健所の指導のもと競技部内などの消毒作業を実施する。

 ボートレースコロナ対策決定本部は「業界では新型コロナウイルス感染症拡大予防に関するガイドラインを策定し、感染症拡大防止に努めておりますが、今後も引き続き関係者と選手の指導、管理の徹底に取り組んでまいります」としている。