
ボートレース若松のGⅢ「オールレディースJALカップ」は18日の5日目、いよいよシリーズ最大のヤマ場、準優勝戦3番勝負が争われる――。
予選序盤戦2日間を快走していた新女王・平山智加(香川=35)だったが、3日目後半戦11Rで絶好枠からのイン戦だったにもかかわらず、スタートでドカ遅れをして5着に大敗。すると、これが〝負の連鎖〟を及ぼしたのか、4日目前半戦6Rでも4着と、大きな着が続いて、予選得点率は8・00にダウン。得点率5位での準優戦進出となった。
予選終了後には「調整がズレてきている。展示タイムはいいけど、伸びるわけでもないし、出足がいいわけでもない。いいところがない…」とリズムも機力も下降気配とあって、いささか消沈気味だったが…。
それでも一般戦となった後半11Rでは、4コースから目の覚めるような会心のまくり一撃で圧勝! 停滞ムードを振り払うには十分な快勝劇を披露してくれた。
この1勝で、にわかに立ち込めてきた不安も一気に解消されたはず。18日5日目の準優勝戦(10R、2号艇)では、本来の力強いレースを見せてくれるはずだ。
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