【若松ボート・オールレディースJALカップ】土屋実沙希〝強力な舟足〟で準優見えた「かなりいい」

2020年09月16日 23時20分

土屋実沙希

 ボートレース若松のGⅢ「オールレディースJALカップ」は16日、予選3日目を終了。17日の4日目は準優勝戦に勝ち上がるベスト18が決まる予選最終日に突入する。

 その予選最終日に注目したいのが土屋実沙希(静岡=31)だ。初日3、6着の走りで、前途多難かと思われたが、2日目から1、2、2着とリズムはガラリ一変。

 というのも、今節はエンジンの動きがすこぶるいいからだ。コンビを組んでいる28号機は近況、中堅クラスの気配で目立つほどの足ではなかったが、熱心にプロペラを叩いた土屋の調整と好マッチしたようで「かなりいいですね。特に回った後がいいけど全体的にいい」と舟足は強力に仕上がっている。

 思い起こせば、2日目(15日)6レースは昨年末のPGIクイーンズクライマックス覇者で、今節もV候補の一角に挙がる今井美亜(福井=30)との競り合いを道中で逆転しての勝利。続く後半11レースでも、6コースから鋭くまくり差して2着奪取と〝魅せる〟レースをアピール。「いいレースができている」と自画自賛の好プレーを続けている。

「最近はどこのレース場でも、いいエンジンが引けなくて、いろいろと調整を試せたのが大きい。すごく勉強になった」ことで、自身の経験値を上げ、すぐさま実戦に生かしてくるあたりはさすが。このまま、予選突破だけにとどまらず、準優勝戦、さらには優勝戦でも好勝負を演じてくれそうなムードだ。

 土屋は1989年2月11日生まれ。静岡支部の111期生。2013年2月のとこなめW優勝戦で初1着。2019年8月の津オールレディースで初優勝を飾った。通算1V。夫は同じ静岡支部の現役ボートレーサーの渡辺裕貴(34)。2年連続でプレミアムGⅠ「レディースチャンピオン」に出場するなど近況、着実に力をつけている。〝クールな目力〟と強気の攻めが持ち味の注目女子レーサーだ。