ボートレース若松のGⅢ「オールレディースJALカップ」が14日に開幕した。

 初日のメイン12Rドリーム戦は8月多摩川プレミアムGⅠ「レディースチャンピオン」を制した女王・平山智加(香川=35)が1号艇でキッチリと期待に応えてピンピンの2連勝。舟足は目立つ部分こそないが「乗り心地を求めて上積みはできた。まだ競ってないからはっきりとは分からないけど、伸びも大丈夫だと思う」としっかりしており、すでに納得の域に入っている。
 
 竹井奈美(福岡=31)もまくり、逃げで初日予選を1着2本で開幕ダッシュに成功。「ペラを微調整して直線は普通だけど、ターンで進んでいる感じがある」と回り足が好感触。ただ「まだ、水をつかんでいない感じがある」とさらなる上積みを狙う。

 他では今井美亜(福井=30)、池田明美(静岡=44)、谷川里江(愛知=53)、エース機の渡辺千草(東京=56)、守屋美穂(岡山=31)、安井瑞紀(岡山=27)といった面々が好気配。渡辺は初日9Rは大外枠から6着に敗れており、2日目2走(5、9R)で巻き返したい。
 
 今節はWドリーム戦で2日目のメイン12Rは小野生奈(福岡=31)が1号艇で臨む。初日は1、2着とまずまずのスタートを切り、舟足も「いいほうだと思う。悪い感じもないし、乗り心地も大丈夫。ペラで気になるところがあるので、叩けばも全体的に良くなりそう」と頼もしいコメント。2日目2走(6、12R)も注目だ。