【浜名湖ボート・ヴィーナスシリーズ】舟足文句なしの西岡成美が巻き返しに成功

2020年09月09日 19時51分

西岡成美

 ボートレース浜名湖の「ヴィーナスシリーズ第12戦」は9日、予選2日目を終了した。初日は平高奈菜(香川=33)に転覆事故があり、2日目11レースでは池田浩美(静岡=44)、土屋南(岡山=23)、倉持莉々(東京=26)の3人が集団フライングを犯すなど、波乱の多い今シリーズだが、6月に当地・GⅢオールレディース戦を制し、水面には自信を持つ広中智紗衣(東京=39)がここまで1、2、1、1着と安定感抜群の走り。フライング1本持ちで仕掛けには注文がつくものの、「乗りやすいし、スリット後にジリジリ伸びる」という抜群の舟足でライバルを圧倒している。

 一方、広大な浜名湖らしくスリットで明暗を分けるシーンも多い。2日目連勝でスタート力を最大の武器とする宇野弥生(愛知=34)は浜名湖に良績のある典型的な巧者といえるタイプだが、若手では西岡成美(徳島=24)の健闘も光っている。

 初日10レースこそ5着だったが、2日目は3、1着と巻き返しに成功。その初日にしても4コースカドからコンマ05のトップスタートで攻めていきイン艇に抵抗されたもので半ば不可抗力。2日目9レースの白星も内2艇は立ち遅れていたが、西岡は3コースから冷静にコンマ12のタイミングで踏み込み、豪快にまくって決めた白星だった。

 舟足も文句なしで「レース足がいいし、行き足もいい」と自信満々だ。

 現在はB1級ということで規定上は1~6まで全ての艇番が回ってくるが「今は地力をつける時」と、近況はあえて1、2枠をもらわず、3コースより外からスリットに集中するスタイルに徹している。その点もここまでは好結果につながっているようだ。

 前節の宮島ヴィーナスシリーズで自身初の予選突破を果たしたが「あれはツキに恵まれていた」と振り返る。それだけに今回は自力で予選突破をつかみ取りたいと意気込んでいる。

 西岡は1996年4月21日生まれ。123期生。初1着は今年2月のびわこW優勝戦で、今回の2日目(9日)の1着が通算6勝目。姉は現役女子レーサーの西岡育未(徳島=25、116期)。