【住之江ボート・GI高松宮記念特別競走】原田幸哉が会心のまくり差しV「イメージ通り以上のターンができました」

2020年09月09日 00時19分

会心のまくり差しを決めた原田幸哉

 ボートレース住之江のGⅠ「第48回高松宮記念特別競走」(優勝賞金900万円)は8日、12Rで優勝戦が行われ、3号艇の原田幸哉(長崎=44)が前日の準優勝戦を再現するかのような、会心のまくり差しを決めて快勝! 昨年12月のBR大村「開設67周年記念」以来となる、住之江では初、通算15回目のGⅠ制覇を果たした。2着には湯川浩司(大阪=40)、3着には磯部誠(愛知=30)が入った。

 なお、節間の売り上げは107億8274万300円を記録。ナイター開催のGⅠ(プレミアムGⅠを含む)で初の100億円オーバーとなり、目標の92億円を大きく上回った。

 優勝戦は進入〈123/456〉の枠なり3対3スタイルでスタート。節一級の伸びを誇った湯川がインからコンマ11の好スタートを決めて〝勝負あり〟、かと思われたが、5日目準優勝戦12Rで鋭いまくり差しを決めていた原田がまたしてもその牙をむいた。3コースから渾身のコンマ09スタートを決めると、狙い澄ましたまくり差しでイン湯川浩司の懐に切り込みバックストレッチ、先頭で抜け出した。道中では迫る湯川の追撃を封じ込んで1着ゴール。見事に準優戦の〝再現〟をやってのけた。

「足の仕上がりは完璧だったけど、まくれる相手ではないと思っていたので遅れず0台のスタートで行こうと思っていた。(1マークでは)イメージ通り以上のターンができました」と思い描いたレース運びでの勝利に笑みが絶えない。

 この優勝で今年の獲得賞金も3700万円となり、ランキングは今シリーズ前の86位から34位へ急浮上した。「今年はレース内容は良かったけどリズムが悪かった。この優勝で(リズムを)戻せたのは大きい。3か月も休んでいてグランプリだとかは偉そうかもしれないが、大村のダービーにもいいはずみになったので、最後まで諦めずに頑張りたい」と力強く話した。

 原田は1975年10月24日生まれ。長崎支部の76期生。同期には瓜生正義、魚谷智之らがいる。2000年1月のびわこ「新鋭王座決定戦」でGⅠ初制覇。02年10月の平和島ダービーでSG初戴冠。GⅠ通算15V。SG通算3Vの強豪レーサー。現在は沖縄県に移住して〝島ん人レーサー〟としても知られている。