ボートレース下関のSG「第66回ボートレースメモリアル」は27日、予選折り返しの3日目。予選突破を目指す選手たちによる激しいバトルが展開されているが、第1Rでは艇界屈指のイケメンレーサー・永井彪也(東京=27)が今節初勝利を挙げ、予選最終日(28日=4日目)につなげる力走をみせた。

 レースはインからコンマ15とスタートで後手に回ったが、1Mを先取りするとターンマークを回ってからグイっと伸びて、差してきた田村隆信らを突き放し、逃げ切り勝利。2日目までは3戦して4、5、5着と苦戦し「足は良くないですね。全体に上積みしたい」とコメントもさえなかったが、スタートしてからの行き足、ターン後の出足は明らかに良化しており、機力の立て直しに成功した模様だ。

 予選突破のボーダーを6・00と想定すると、残り2走のノルマは18点。厳しい勝負駆けとなるが、メモリアルでは初となる準優進出に向けて激走に期待だ。