【下関ボートSGメモリアル】石渡鉄兵がエース機に手応え「間違いなく今年で一番!」

2020年08月26日 23時35分

エース機の威力を見せつけた石渡(右)

 ボートレース下関のSG「第66回メモリアル」は26日、予選2日目の熱戦を繰り広げた。

 この日は初日に白星発進を決めていた峰竜太(佐賀=35)、寺田祥(山口=41)が揃ってピンピン(1、1着)と快走!仲良く無傷の3連勝と快進撃をみせている。

 もちろん、この両者が間違いなく今大会のシリーズリーダーとなるが、負けじと好ムードを醸し出しているのが石渡鉄兵(東京=45)だ。

 今回は当地の〝エース機〟11号機を手に入れ、前検日から注目を集めていたが、2日目8Rでシリーズ初勝利を挙げると、その〝パワー〟に周囲がにわかにざわついてきた。レースを振り返れば、3コースからグイッと伸びて、イン西山貴浩を冷静に差し切っての快勝劇。準優戦進出に向けて、着実にポイントを積み重ねた。

 レース後は「エンジンは、間違いなく今年で一番! SGレースで考えても児島(2011年グラチャン=優出3着)と、いい勝負でしょう。スリットの足がいいですね。100(メートルの起こし位置)から出ていきましたから。回った感じも悪くないし、乗りやすさもあります」と〝数年に一度〟級の威力ということだ。

 SG戦といえば、今年6月の宮島「グランドチャンピオン」では1期後輩の75期・徳増秀樹(静岡=45)が悲願の初優勝を果たしたが「トクちゃんとは同い年なんで、勇気をもらいました!」とベテランの域に入った石渡も、自身初のSG奪取へ闘争心に火がついたようだ。27日の3日目は4R2号艇、10R5号艇での出場となるが、やはり期待値は高い。

 石渡は1974年12月6日生まれ。94年5月多摩川で東京支部74期生としてデビュー。96年9月江戸川で初優勝。2010年10月の江戸川周年記念でGⅠ初V。通算74VのうちGⅠ3V。SGの優勝はない。強風や高波などの悪天候に屈しないファイターで、特に江戸川で無類の強さを発揮することから「江戸川鉄兵」の愛称で親しまれている。