【尼崎ボート・オールレディース競走】深川麻奈美が渾身スタートで当地初V

2020年08月25日 17時30分

2度目の優勝を果たした深川は笑顔満開

 ボートレース尼崎GⅢ「オールレディース競走 尼崎ピンクルカップ」は25日に優勝戦が行われ、1号艇の深川麻奈美(33=福岡)が逃げて快勝。2017年若松での男女戦以来となる自身通算2度目、もちろん尼崎では初の優勝を果たした。
 
 いつもの柔らかな笑顔からは想像のつかない、厳しい攻めのスタートを大一番で決めてみせた。「展示と本番では本番のスタートが届かないとわかっていたので。見え方は気持ち悪いなと思いましたが0台と思って行きました」。05のスタートタイミングはもちろんトップ。エース機14号がインでこのスタートを決めてしまえば、地元の女王もGIレーサーもお手上げだ。あとは優雅な独り旅で周回。2度目の優勝のゴールテープを切った。

 渾身のスタートには理由があった。それは昨年11月下関の優勝戦。自身初となる予選トップ通過を果たし、優勝戦も1号艇についた。ところが、風の変化に対応できずに3着敗戦。「悔しかったです。情けなかった。自分はこんなものなのかな」と自らを責めた。そんな過去の自分への決別の思いが、今回のスタートにはあったのだろう。「下関のこともあったので落ち着いていこうと思っていた」。冷静に、それでいて勇気と決意を持ってのスタートだったのだ。これで女子賞金ランクも上げて、年末のクイーンズクライマックスも視界に入ってきた。「まだ自分の知らない世界がいっぱいあると思います。いろいろなところを走って成長したい」。さらなる大舞台で〝ナマミスマイル〟を弾けさせたい。