【宮島ボートSGグランドチャンピオン】勢いなら篠崎仁志、峰竜太、前本泰和

2020年06月21日 14時00分

【宮島ボートSGグランドチャンピオン=カウントダウンコラム「猛者たちの祭典」(2)】23日に開幕するボートレース宮島の「第30回グランドチャンピオン」。出場選手はSGで好成績を残したトップレーサー限定だけに実力はもちろん、しっかりと流れもつかんでいる。直前連載「猛者たちの祭典」第2回は、その精鋭軍団の中でも特に“ノっている”レーサーをピックアップ!

「勢い」という点で最も注目されるのは、やはり直前の住之江オールスターで悲願のSG初制覇を果たした篠崎仁志だろう。「やっと取れたって感じですね。ホッとしたのが大きいです。正直、SGタイトルを勝ちたい気持ちは強かった。何度か取れるチャンスはありながら、ずっと勝てなかった。これで少し楽になったし肩の荷が下りましたね」と、あらためて喜びをかみしめる。史上2組目のSG兄弟Vとあって喜びも倍増だ。兄・元志からも「やっとSGを取れてお前も楽になったやろ。良かったな~」と声をかけられた。

 分厚い壁を突き破ってSGウイナーの仲間入りをしたことで、さらなる進化も期待できる。その一方で「いい時もあれば悪い時もある。一走一走、一生懸命走るだけ。結果としてそれが実ったと思う。SGを勝ったことを周りからも言ってもらえるし、今までと景色が違う。自分の仕事を全うするだけ」と、しっかりと地に足をつけて2度目のSG戴冠を目指す。

 最強レーサーになることを公言している峰竜太も飛ばしている。直前の若松一般戦も制して早くも今年9V。昨年8月の大村SGメモリアル準優Fにより記念戦線には3月からの参戦ながら復帰初戦となった尼崎67周年を制し、5月には芦屋68周年でも優勝している。

「今年はいいですね。自分がボート界を引っ張っている気持ちがある。それが強みですね。結果を出さないといけない責任感を感じている。負けられないプレッシャーの中で戦えているのがこの結果につながっているのだと思う」と気力も充実。ハンドルさばき、調整力、メンタル面と三拍子揃った現状なら3度目のSG制覇は時間の問題だ。

 2度目の地元SGとなる前本泰和も「この1年間、このレースに出るためにやってきたので頑張りたい。いつも通りやって優勝戦に乗りたい。いいエンジンを引いて、キッチリ仕上げていきたい」と静かに闘志を燃やしている。今年5Vで4月の戸田GⅡMB大賞Vから7節連続優出中。初の地元SGとなった2015年グラチャンは痛恨Fで賞典除外。その“借り”を返す時がやってきた。

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