【宮島ボートSGグランドチャンピオン】複数優勝者に共通する「勝利の方程式」

2020年06月20日 14時00分

【宮島ボートSGグランドチャンピオン=カウントダウンコラム「猛者たちの祭典」(1)】ボートレース宮島のSG「第30回グランドチャンピオン」が23日に開幕する。昨年4月1日から今年3月31日に開催されたSGでの成績上位レーサーが集結することから「SGの中のSG」と称される大会だ。直前連載「猛者たちの祭典」第1回は、この「SGの中のSG」の頂点に立ったことがある優勝経験者をクローズアップ。

 今大会に出場する歴代優勝選手は10人。その中で複数Vを達成しているのは3回の湯川浩司、2回の今垣光太郎と太田和美の3選手だ。湯川の3Vは大会最多。同一SGの優勝回数では野中和夫氏のオールスター6Vが最多、次いでオーシャンカップ4Vの松井繁となっている。湯川が今大会Vとなればグラチャン4Vとなり松井と並ぶ歴代2位タイとなる。

 その湯川は「3回、勝っているとか、そういうのは気にしていません」と淡々と語るが、今年は伸び寄りの仕上げがはまっており、豪快にまくるシーンが目立っている。3月のびわこGⅡ秩父宮妃記念杯、4月の蒲郡GⅠ65周年記念で優勝するなど結果も出ている。「最近はいい時もあれば悪い時もあるという感じ。でも、いい調整ができれば活躍できると思いますよ。頑張ります」と控えめながらも4度目の優勝も十分、狙える状態だ。

 湯川にヒケを取らない大会相性を誇るのが7優出2Vの太田だ。7回の優出は山崎智也の8回に次ぐ史上2位。今大会出場選手では最多となる。この好相性は「グラチャンの成績がいいのはたまたまですよ。この時期が合うとかはなくて、いいエンジンが引けているだけですね」と分析。

 今大会は休み明け3節目。「前回の住之江ではいいエンジンが引けなかったが、そのエンジンのいいところまでペラを合わせられていた。休んでいる間に賞金で差をつけられているので、結果を出して、秋口までに勝負ができるところまで持って行けるようにしたい。それに宮島は好きです。どこがいいとかはないけど、調整をしていて、何か自然と自分の体感と合うんでしょうね」と活躍する条件は揃っている。

 今垣は2002年の当地大会でV。「SGも勝ってるし、相性は抜群にいい。多くGⅠを取らせてもらっている。なぜか、いいエンジンばかり引くし、今回もいいエンジンを引くでしょう」と不敵な笑み。「いいエンジンを引くとその気になる。Sもコンマ10前後で、攻めのスタイルを貫きたいです」と闘志満々だ。

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