【尼崎ボート・オールレディース】地元女子のエース・中谷朋子が優勝戦2号艇「期待に応えたい」

2020年08月24日 18時30分

地元Vを狙う中谷朋子

 ボートレース尼崎のGⅢ「オールレディース」は24日の5日目、準優勝戦3個レースを中心に熱戦が繰り広げられた。

 その注目の3番勝負はいずれも1号艇が逃げ切っての順当決着。25日最終日、第12Rで優勝戦が争われる。優勝戦へ進出したベスト6の顔ぶれは以下の通り。

1・深川麻奈美(福岡=33)
2・中谷 朋子(兵庫=43)
3・原田 佑実(大阪=33)
4・松本 晶恵(群馬=33)
5・武藤 綾子(福岡=49)
6・川野 芽唯(福岡=34)

 エース機とのコンビで序盤戦から快進撃を披露した深川が予選トップ通過から、きっちり準優戦も逃げ快勝! 優勝戦1号艇=ポールポジションを勝ち取り、まさに〝王道〟闊歩のVへ、そして2017年12月のBR若松「男女W優勝戦」以来となる、自身2度目の優勝に王手をかけた――。

 大筋は、このまま深川の優勝で〝大団円〟という流れが濃厚とみられるが、彼女の前に立ちはだかるのが地元・兵庫の女子エース・中谷だ。彼女は2018年には高勝率を叩き出して艇界最高権威のタイトルといわれる「ダービー」で自身初のSG参戦。昨年もSGクラシックに出場を果たした。

 キャリアを重ねて更に進化を続けるが、それを支えるのが細やかな感性と的確な整備力。今シリーズも前節、予選突破した15号機に微調整を加え、完全に〝中谷仕様〟へと仕上げてみせた。準優も危なげなく逃げて完勝。「前半戦で握り込みが悪くなっていたので調整して、準優は良かった。スリットの足がしっかりしているしSで少し遅れても伸び返す」と舟足には自信を見せる。

「尼崎は一番Sがしやすいと思っている水面。期待に応えたい」。強い気持ちを持って17、18年に次ぐ、このシリーズ3度目の優勝を狙う。

 中谷は1976年9月29日生まれ。96年6月の蒲郡でデビューした兵庫支部の78期生。まくり、差しと自在に動くハンドルさばきは女子の中でもトップクラスのテクニック。2013年後期から現在まで14期連続でA1級をキープしている。これまで優勝は23回。GIレースでの優勝はないが、2016年の津レディースチャンピオンで優出(6着)がある。SGも18年の蒲郡ダービー、昨年の戸田クラシックと2回出場がある女子艇界屈指の実力派だ。