23日、ボートレース鳴門の「JA大津松茂農産物直売所えがお開設1周年記念競走」4日目第2Rで、西島義則(広島=58)がインから逃げ切って1着、史上14人目となる通算2700勝を達成した。22日(3日目)に2699勝目を挙げており、前日に続く連勝で決めた。

 西島は1981年11月に宮島でデビューした広島支部の大ベテラン。進入コースは枠なりが主流の今のボートレースにおいても積極的に内側のコースを取りにいく「インファイター」。これまでSGは7回優勝し、2000年には下関グラチャン→宮島オーシャンC→若松メモリアル(当時はモーターボート記念)と3大会連続制覇を達成している。現在もレースへの闘志は衰えず、10期連続でA1をキープ、20年後期は7・59と高勝率を残す。来月には地元宮島の開設66周年、児島の開設68周年とGIの記念のほか、10月には大村で開催されるSG「第67回ダービー」の出場も予定されている。