激闘を繰り広げてきたボートレース大村の「ヴィーナスシリーズ第10戦」は22日最終日、第12Rで今大会のベスト6によって優勝戦が行われた。

 その注目のファイナル=優勝戦はポールポジションの1号艇を勝ち取っていた遠藤エミ(滋賀=32)がインコースからコンマ11のトップタイとなる好スタートを決めて、4コースのカド位置から攻めてきた守屋美穂(岡山=31)を抑えて1M先マイ。力強く逃げ切って圧勝した。

 この優勝は昨年11月のBR桐生のGⅡ「レディースチャレンジカップ」以来となる今年初、通算29回目の優勝となった。

 さらに、このVで今年の獲得賞金も1958万1340円として、女子賞金ランキングの14位に浮上。年末の〝女子頂上決戦〟プレミアムGI「クイーンズクライマックス」(BR浜名湖=12月26~31日)の出場権獲得の圏内となるトップ12入りも、ハッキリと視界に入ってきた。

 今回、久々の優勝を果たしたことで、今後はリズムアップも望めるはず。9月からの猛チャージに期待したいところだ。