ボートレース芦屋の「九スポ杯争奪オール九州選抜戦」は19日、第12Rで優勝戦を行い、瓜生正義(福岡・44)がインから逃げ切って快勝。今年3回目、芦屋通算16回目及び、5回目の芦屋お盆「九スポ杯」Vを達成した。2着は大山千広(福岡・24)、3着は大庭元明(福岡・50)が入り、3連単1―4―3は2760円の決着となった。

 猛暑の中で行われた優勝戦。進入はインから瓜生、前田将太(福岡・32)、大庭、大山、郷原章平(福岡・38)、久富政弘(佐賀・49)の枠なり3対3。インからコンマ11のトップSを決めた瓜生は1M先に回ってバックで独走状態を築き、悠々と逃げ切った。

「ホッとしてます。1M少し流れたので差されるかと思ったけど、かなり離れていたのでバックで優勝を確信した。エンジンは問題なく仕上がっていた」と笑顔で振り返る。

「2着に大山千広がきてくれたのが、かなりうれしい」と後輩の〝令和の女王〟大山とワンツー出来たことを何よりも喜び、大山に「ナイス2等!」と声をかけていた。

 地元・芦屋での初優勝を目指した大山は4コースから2着。「エンジンは仕上がっていたので優勝したかったですね。4コースだったので、もっといい枠番で乗らないと…。それでも2等でよかった。また頑張ります」と前を向いた。