熱戦が続くボートレース芦屋の九スポ杯。15日の2日目は大山千広(福岡=24)、日高逸子(福岡=58)、小野生奈(福岡=31)の福岡支部を代表する〝女子3強〟の奮闘が光った。

〝グレートマザー〟こと大ベテランの日高はF2の重い〝足かせ〟をものともせず、前半8Rではインからコンマ10の的確なスタートを決めて今節初勝利。続く後半戦12Rでは、逃げ先行した大山を追って、小野との激しい2着争いを繰り広げた。残念ながらこれには競り負け、3着に終わったが「いいスタートが行けたし、行き足はいい」と、機力には満足げだった。3日目(16日)11Rでは、巻き返しが期待できそうだ。

 また、小野は男子5艇を相手にした前半5Rで、大外6号艇6コースから3着に食い込む好走。後半12Rでは3周1Mで前述の日高を強ツケマイで逆転。レース足の良さを見せつけ「いい感じですね。回ってからの足が気に入っている」と笑顔を浮かべた。

 両者ともこの日、快走をみせた大山に負けじと、好気合をアピールしており、今大会の強力女子トリオはかなりやりそうムードだ。引き続き、注目していきたい。

 一方、主力となるべき男子勢では瓜生正義、郷原章平、前田将太、岡村将也、新開航らの舟足が軽快。こちらも当然、目が離せない。