【多摩川ボート・レディースチャンピオン】大山千広がまさかの予選敗退危機…準優へ好枠生かせるか

2020年08月08日 00時11分

大山千広は機力不足をカバーできるか

 ボートレース多摩川のプレミアムGⅠ「第34回レディースチャンピオン」は8日、準優勝戦に進出するベスト18が決まる予選最終日の4日目を迎える。

 ここまでの得点率トップは4戦して2、2、2、1着でオール2連対と抜群の安定感を誇る守屋美穂(岡山=31)だ。機力も「足は上位ある」と出足系統を中心に万全ともいえる好仕上がり。4日目の出走レース(3、12R)の枠番や相手関係から鑑みても、十分にこのまま予選トップ通過が可能な状況となってきた。

 仮にトップ通過となれば、5日目(9日)の準優勝戦も12R1号艇に〝シード〟となる流れ(もちろん敗退の可能性もあるが…)で、近年のボートレース界のグレードレースでの勝ち上がりにおいて、かなり優位な位置につけたことになる。いわゆる〝王道〟を歩む展開となってきた。このまま首尾よく運べれば〝大願成就〟も夢ではないはずだ。

 一方、前年覇者で、今大会最大の注目選手だった大山千広(福岡=24)はここまで4戦4、5、1、4着。得点率5・75の第18位と予選突破への、まさにボーダーライン上の窮地に立っている。

 思えば勝ち星を挙げた2日目10Rでも、結果的に2Mの差しで逆転勝利を挙げてはいたが、競り合っていた塩崎桐加と土屋南のもつれにも助けられた感は強い。舟足はストレート系こそまだしも、「ターン回り、押しがイマイチ」と出足系、レース足系統には大きな不安を残しているようで、現状のままでは予選敗退もありそうだが…。

 とはいえ、これまでも幾度となく、こんな逆境を跳ね返し、勝利を手にしたシーンに遭遇してきた。実際、4日目は6Rと11Rの2走で、それぞれ3号艇と1号艇という好枠番が残っていたのは幸いだ。機力不足は〝気力〟とスタート力でカバー。きっちりと準優勝戦進出を決めてくれるはずだ。