【多摩川ボート・レディースチャンピオン】上物機ゲットの〝アムラー〟佐々木裕美が好気配

2020年08月07日 20時24分

「足はいい」と話す佐々木裕美
「足はいい」と話す佐々木裕美

 ボートレース多摩川のプレミアムGI「第34回レディースチャンピオン」はシリーズ4日目の8日、いよいよ予選最終日を迎え、翌9日(5日目)の準優勝戦へ進出するベスト18が決まる。

 この4日目で本紙が注目したいのは佐々木裕美(山口=40)だ。ここまで4戦して2、3、1、2着。得点率8・00として、第5位にランクイン。準優戦の絶好枠を狙える好位置につけている。

 彼女が今大会、コンビを組んでいるエンジン20号機は前節、伊藤誠二が良好な足に仕上げて準Vを飾った、当地でも上位評価される〝上物〟のエンジンで、初日から大いに注目を集めていた。

 果たして初日、2日目の1回走りを無難にまとめると、勝負どころの3日目前半3Rは待望の絶好枠=イン戦。これをコンマ09のトップスタートから、きっちり逃げ切って今節初白星を飾った。さらに、返す刀で迎えた後半8Rでは4コース・カド位置からのダッシュ戦で好スタート発進。1Mのまくり差しはやや流れ気味になり、バックストレッチでは4番手に置かれる展開…。ところが、ここから怒とうの追い上げが始まった。

 1周2Mで豪快な全速旋回を決めて中谷朋子との並走態勢に持ち込むと、続く2周1Mは冷静に差して、まずは3番手に浮上。さらに、3周1Mで今度は、先行していた渡辺千草までも差しで捉えて2着をもぎ取った。

 レース後は「足的には後半の方が良さそうでしたね。もうちょっと乗り心地、グリップ感や押しが来てくれたら、もっと良くなりそうです。それでも足は全体にいいと思いますよ。エンジン自体がしっかりしているんでしょうね」と舟足の仕上がりには満足げな口ぶりだ。

 今回は2節前のまるがめヴィーナスシリーズで2019年11月以来となる、自身9回目のVを飾って弾みをつけての当地入りだったが、「調子はいつも通りですよ。エンジン通り。いい時はいいけど、ダメな時はダメ。まるがめでは優勝したけど、その後の芦屋(オールレディース)は全然、何も分からないまま帰ってきましたからね。私は無事故でいいレースをするのがモットー。優勝とか、あまり気にしないで目の前の一走一走に集中するだけです」とクールに語った。

 もっとも最後には「頑張れるときに頑張ります!」とも話しており、今シリーズはその〝頑張り時〟かも…。準優戦の絶好枠はおろか、さらには優勝戦進出も目指しての〝もう一丁〟の頑張りに注目したい。

 佐々木は1979年10月3日生まれ、山口県出身。99年11月、BR下関でデビューした85期生。2003年5月のからつ女子リーグ戦で初V以降、通算9V。同期85期生は井口佳典、田村隆信、森高一真、丸岡正典、湯川浩司のSG覇者に、今節も出場している田口節子ら強豪揃いで〝銀河系軍団〟と称されるエリート軍団。アイドル的なルックスを誇るボート界きっての美女レーサーで、大好きな安室奈美恵に扮するコスプレなどをすることでも知られる超人気選手だ。

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