【多摩川ボート・レディースチャンピオン】桜本あゆみ豪快まくりで初白星「全速で行けました」

2020年08月06日 23時41分

豪快まくりを決めた桜本

 ボートレース多摩川のプレミアムGI「第34回レディースチャンピオン」は7日、予選3日目を迎える。

 6日の予選2日目第7Rでは桜本あゆみ(東京=32)がまくり快勝! ここまで精彩を欠いていた地元東京支部勢に、今大会初の白星をもたらせた。

 今シリーズの相棒は2連率33%と平凡レベルの38号機で、前検日からあまりいい手応えは得られていない様子だった。果たして、初日1回勝負の4R1号艇での一戦は、樋口由加里にまくられる苦しい展開。そこは何とか踏ん張って2着に残したが、足色には不満げで、すぐさま本体整備に着手した。

 迎えた2日目は7R4号艇で臨戦。電気部品一式を交換しての一戦はカドからコンマ09のトップスタートを決めて豪快にまくり圧勝した。レース後には「スタートでは少し様子を見たけど全速で行けました。まくり切れて良かった」とホッとした表情を見せていた。「電気の部品が気になったので交換したら、足が良くなりましたね。伸びを求めて、そこがきました。エンジンがプロペラに反応してくれて、(レバー=アクセルを)握った感じが良くて、乗りやすさもありました」と、調整に正解を出して、ここまで2戦2、1着と好走している。

 今年は3月のまるがめW優勝戦で自身2度目のVを飾るなど、近況も充実一途。産休などのブランクもあったが、今期適用勝率は5・68と6期ぶりにA級復帰を果たしたし、新期(2021年前期適用)勝率も6点台半ばの数字を叩き出している。

「復帰前よりエンジンを仕上げられていますね。でも、ターンは〝劣化〟しているかも(笑い)。ようやくA級斡旋になったのでターンはここから(磨いていきたい)ですね」ともっか、完全復調へと前進中だ。

 ボートレース界は男子も女子も相変わらずの〝西高東低〟の戦力分布図ではあるが、今大会は地元の牙城を守るためにも、パワフルな走りを続けるつもりだ。

 桜本は1988年2月10日生まれの栃木県出身。2007年11月の桐生戦でデビューした101期生で、同期には篠崎仁志、後藤翔之、今大会にも出場している守屋美穂らがいる。果敢なスタートと思い切りのいい攻撃が持ち味で、これまで通算2Vの実績がある。15年に94期の現役レーサーの長畑友輔(東京=37)と結婚を機に、群馬支部から東京支部に移った。