ボートレース多摩川のプレミアムGI「第34回レディースチャンピオン」は7日、中盤戦のヤマ場予選3日目を迎える。

 6日に行われた予選2日目。この日、最も輝いたのは高田ひかる(三重=26)だった。第1Rを2コースからの先制まくりで快勝すると、返す刀で登場した6Rでも3コースからのまくりで圧勝。初日の6着大敗から急転、一気の連勝劇で〝逆襲〟に転じた。

 その2つのレースは倉持莉々、平田さやかと、いずれも地元・東京支部勢のイン戦だったが〝空気を読まない〟問答無用の豪快なレースぶりだった。前日の初日が26歳の誕生日だったが、当日は1走6着とあって「大敗から連勝ができてうれしい。1日遅れのお祝いになりましたね。まくりは大好きなので、決まって気持ち良かったです!」と、満面の笑みを浮かべていた。

 高田は1994年8月5日生まれ。三重県出身。2013年11月のBR津でデビューした113期生。18年5月の下関、19年6月の津、いずれも「男女W優勝戦」シリーズでの2度の優勝がある。積極果敢なレースが持ち味で、今後ますますの活躍が期待されている注目の女子レーサーだ。