【多摩川ボート・レディースチャンピオン】機力上昇!大山千広が冷静にさばいて今節初白星

2020年08月06日 20時31分

冷静なさばきで今節初勝利を挙げた大山(奥)

 ボートレース多摩川のプレミアムGI「第34回レディースチャンピオン」は6日、厳しい熱さの中で、予選2日目の熱戦を展開した。

 今大会の最注目選手ともいえるディフェンディングチャンピオンの大山千広(福岡=24)がこの日の後半戦10Rで今節初白星を挙げた。レースはイン戦の宇野弥生がスタートで後手を踏む展開となり、2コースから好スタートを切った大山がまくって攻めたが、これをライバルの塩崎桐加、土屋南の2艇が差す流れ。バックストレッチでは、3艇が並走の〝つばぜり合い〟となり、続く1周2Mで内にいた塩崎と土屋がもつれ合ったところを、大山が冷静にさばいて抜け出し、勝利を収めた。

 今大会の大山は前検日から舟足が劣勢な状態だった。その機力回復をもくろんで、初日からキャブレター交換などの整備と、入念なプロペラ調整を施すと、舟足は「前半よりは良かったです。乗り心地も水をつかんできだしました」と、着実に上昇カーブを描いてきた。「伸び足はずっと悪くないけど、ターンの立ち上がりがもう少しですね。でも、(プロペラさえ)合えば戦えそうな感じにはなってきました」と連覇へ向けて、必死の調整が続く。

 大山は1996年2月5日生まれ。福岡支部の116期生。母は元ボートレーサーの大山博美さん。ボート界初の〝母娘〟レーサー。デビュー当時からキュートなルックスと豪快なターンで話題となり、2019年8月には蒲郡プレミアムGⅠ「第33レディースチャンピオン」を史上最年少で制覇。現在の女子ボートレース界では人気、実力ともにトップランク。

 7日の予選3日目は9R6号艇での1回乗り。ボートレースで最も不利といわれる、大外6コース戦が濃厚な組み合わせだけに、ここが今大会の最大の〝勝負どころ〟となるかもしれない。