【多摩川ボート・レディースチャンピオン】塩崎桐加が白星発進 エンジンパワーに手応え

2020年08月05日 20時11分

塩崎桐加

 女子ボート界の〝真夏の祭典〟ボートレース多摩川のプレミアムGⅠ「第34回レディースチャンピオン」は6日、予選2日目に突入する。

 初日(5日)に行われた12Rドリーム戦は3号艇の遠藤エミ(滋賀=32)がまくり快勝! 幸先いい白星発進を決めた。また、予選組では2、3着にまとめた山川美由紀(香川=53)、細川裕子(愛知=38)や4、1着の日高逸子(福岡=58)。さらに3、3着の小野生奈(福岡=31)のほか、1走1着の塩崎桐加(三重=28)、GⅠ初勝利を挙げた土屋南(岡山=23)らが好気配だった。

 その中でも塩崎が今大会の〝台風の目〟となりそうなムードを醸し出している。初日、いきなりのイン戦となった第3Rをしっかり逃げ切り白星発進。他艇に何もさせない完勝劇に「ペラ調整をして行ったけど、まだ合っていなくて、乗り心地がバチッとはきてなかった。それでも足は中堅上位は十分あります」とエンジンパワーに確かな手応えを得た様子だった。

 タッグを組む71号機は2連率50%を誇り〝前哨戦〟にあたる5月の当地ヴィーナスシリーズで竹井奈美(福岡=31)を7回目のVに導いた当地屈指の快速機だ。塩崎はこのエンジンについて「起こしが安定していて、すごくいい。スタートが決めやすいです。出足系のエンジンということでしたけど、竹井選手は〝伸びていた〟と言っていました。ペラ調整をすれば伸びもくると思います」とさらなるパワーアップも見込めるという。

 以前から「レディースチャンピオンで優勝してSGレースに出ること」を目標にしてきたが「それは今も変わっていません」とキッパリ。さらに「最近は調子自体も上がってきていますし、精神的にも成長できていると思います」と機力ばかりでなく〝気力〟も充実一途。強敵ひしめく今大会だが、大仕事をやってのけても不思議はないはずだ。

 塩崎は1992年4月20日生まれ。三重支部の105期生。2015年11月の江戸川ヴィーナスシリーズで初優勝以降、通算3V。同期には佐藤翼、磯部誠、今節出場の渡辺優美らがいる。レーサーになる前は水泳、空手、トライアスロンなどで結果を残しているアスリートレーサーでもある。夫は100期の現役選手・石塚裕介(三重=34)。