7日、ボートレースからつで行われている「第8回サッポロビールカップ」の2日目、モーニングレースの3Rで4艇による集団フライングが起こった。

 追い風2Mのなか、4号艇の冨田祥(香川=23)が大外に持ち出し、進入は12356・4の5対1の進入。各艇、一歩も譲らぬ激しいスタート合戦になると、1号艇の泥谷一毅(大阪=34)がコンマ05、2号艇の田中太一郎(佐賀=38)がコンマ04、3号艇の三川昂暁と4号艇の冨田がコンマ01の勇み足となった。

 泥谷は今期2本目を切り、非常識Fで即日帰郷。「ブルが入ったりしてたので気にかけてたら、本番では入らなかったので…」とコメントし、レース場を後にした。

 3Rは2連複、3連複、3連単、拡連複、複勝が不成立となり、総売り上げ3611万1千円の99・9%が返還された。

 残ったのは2連単と単勝の合計3万7400円だった。

 なお、この日は福岡、佐賀、長崎に大雨特別警報が発表されるなか、レース場のある唐津市も市内全域に避難勧告が出されていた。朝から土砂降りが続いていたが、3レース発走時は雨足は弱まっていた。