【江戸川ボート】江戸川634杯 モーターボート大賞5日目で打ち切り 得点率1位の三角「天候だから仕方ない」

2020年07月06日 18時54分

開催打ち切りになった江戸川ボート

 6日、佳境の準優勝戦などが予定されていたボートレース江戸川のGⅡ「江戸川634杯 モーターボート大賞」5日目は強風による水面状況悪化で中止となった。

 今節は6月30日(初日)、7月4日(4日目)と2度の中止順延があった。モーターボート競走法施行規則では「天災その他施行者の責めに帰することのできない理由による場合に限り、2日の範囲内で変更することができる」(第16条2項)と定めており、3日以上は順延できない。そのため7日が最終日となる予定だったが、7日も同様に強風による水面状況の悪化が予測されるため、今節のレースはすべて中止、打ち切りとした。

 主催者の村野正義・東京六市競艇事業組合事務局長は「我々が一番大事にしなければならないのは選手の安全確保とレースの公正さに尽きます。無観客開催でも業界全体の売り上げが上がっている中で、お客様に楽しんでいただけることができないことが非常に残念です。江戸川は河川使用の特殊水面です。今後もファンや選手にスリルのある江戸川を楽しんでいただけたら、と思います」とコメントした。

 当地での開催打ち切りは2018年6月26日開幕の一般戦以来。GⅡ以上のレースでは(1996年以降)11年3月の児島「モーターボート大賞」以来となる。

 開催途中で打ち切りとなったため、賞金は出走予定だった各レースの1~6着の賞金総額の60%を6選手で均等に分配する。優勝戦分は得点率上位6人(1位・三角哲男、2位・若林将、3位・大池佑来、4位・今泉友吾、5位・永田秀二、6位・土屋智則)により、全着分を加算した賞金の60%を6人で均等案分することになる。選抜戦(得点率7~18位の選手)、準優戦、一般戦も同様の方式で案分する。

 選手代表の桑原将光(35=東京)は「残念です…。毎年、江戸川が得意な〝江戸川っ子〟たちが〝ここから上へ行くチャンス〟という意味合いがある大会が途中で終わってしまうのはとても残念。前の日に優勝戦が中止になるのは記憶にない。選手も厳しい水面で協力してくれて、見応えあるレースをしていたし、このまま最終日までいけたら本当に良かったけど、重ね重ね残念です」と話した。

 また、得点率1位だった三角哲男(53=東京)は「今節は巡り合わせが悪かった。準優も走っていないし、悔しいも何もない。こればかりは天候だから仕方ない」と淡々としていた。

 一方、「優勝したかった」と悔しさをにじませたのは同3位の大池佑来(33=東京)。当地は左手を骨折した19年のGI・63周年以来の出走だっただけに、無念の思いで江戸川を後にした。