【住之江SGオールスター】最多11Vを誇る大阪支部、強さの秘密

2020年05月22日 14時00分

【ボートレース住之江・ナイターSG「第47回オールスター」:カウントダウンコラム「闇夜を照らす星となれ!」1=大阪支部の巻】ボートレース住之江のSG「第47回オールスター」が26日に開幕する。コロナ禍で世の中に重苦しいムードが漂う中で、そんな空気を少しでも吹き飛ばそうと、ファン投票で選出されたレーサーがカクテル光線に照らされたナイター水面で躍動する“艇宴”。カウントダウン直前連載「闇夜を照らす星となれ!」ではオールスターに向けた選手の熱い思いを紹介。第1回は地元・大阪軍団を取り上げた。

 常にSG戦線の中心となってきた大阪支部。オールスターでも最多の11Vを誇る。そして今回は7人の精鋭を送り込んでくる。その大将格は松井繁だ。出場回数は歴代2位の28回目で優勝も2度。26大会連続出場は史上最長記録となっている。直近のSG優勝は2014年3月の尼崎クラシックとなるが「近況は悪くないよ。エンジン出しもだいぶ分かってきた。50歳になっても、みんなより仕事はできるし体力には自信ある」と6年ぶりのSG制覇に意欲満々。「これまで通り一年通してやることは変わらない。普段通りのレースをするだけ」と王者の風格を漂わせている。

 昨年のグランプリ覇者・石野貴之も地元SG制覇に燃えている。「ドリーム戦にも選ばれたし、地元の責任をしっかり持ち、負けないようにしたい。また、オールスターも無観客レースとなるので、ファン投票の責任を一身に受けて少しでも盛り上げるように頑張りたい」と気持ちを引き締めている。

 この石野のGP制覇に刺激を受けているのが湯川浩司だ。「後輩が勝ったのでうれしい。もちろん刺激になっている」という言葉通り3月のびわこGⅡ秩父宮妃記念杯V、4月の蒲郡GⅠ65周年記念Vと記念戦線で活躍。「ここまで、いい流れできている。地元のSGなのでもちろん優勝は意識している。今回は無観客レースだがファンの力があってレースができる」と感謝の気持ちを持って大会に臨む。

 昨年2月以来1年以上、優勝から遠ざかっている丸岡正典。「去年から自分のパターンがない。行き当たりばったりで自信を持ってレースに行けてない。ペラもレースも迷いがある。全てが悪循環です。何かきっかけが欲しい」と試行錯誤の日々が続いている。ただ地元オールスター出場には「素直にうれしい。大変な時期だし走れるだけで幸せです。ありがたみをかみ締めています。地元のSGなのでもちろん優勝を狙いますが、いいレースがしたい。それに結果が付いてきたらいいですね」と目を輝かせる。

 木下翔太、上條暢嵩、上田龍星といった若手軍団が参戦してくるのも大阪支部の層の厚さを物語っている。

 ※次回は「初出場選手」