【桐生GⅠ新鋭王座決定戦】断然V候補の桐生「勝って賞金王へ」

2013年09月17日 15時00分

断然V候補の桐生順平「桐生は相性がいい」

【桐生ナイターGⅠ新鋭王座決定戦(18日開幕)】今大会を最後にその歴史に幕を下ろすGI「新鋭王座決定戦」。第28回大会の今年はボートレース桐生を舞台に18日から23日までナイター決戦で争われる。

 今大会の断然V候補は桐生順平(26=埼玉)だ。記念すべきラストマッチの舞台と、絶対的主役の名前がともに「桐生」という偶然の一致。本人も「ホントに縁を感じます。(地元の)戸田よりも相性はいい。内に秘めた思いで頑張る」と楽しんでいる。

 彼の実績を今さら語るまでもないが、今年に入ってSG3大会に出場。記念戦線でも優出を重ね、いまや「新鋭」の域を超越している。圧巻は今年5月の福岡「笹川賞」。初日から3連勝を飾って強豪揃いのシリーズを引っ張り、オール3連対でファイナル1枠を手にした。進入でもつれた優勝戦は6着に沈んで初SG制覇はお預けとなったが、桐生の名は完全に全国区となった。

 彼が目指すのはGⅠ、SGの優勝。新鋭王座は「通過点」に過ぎず、周囲からは「勝って当たり前」と見られている。

「期待してくれるのはすごくうれしい。まあ、普通にやれば大丈夫だと思います。あまりガツガツせずに気楽に行きたい。(期待に)応えられると思いますよ」

 前回大会は事故点過多で不参加。それが逆に埼玉支部に火をつけ「桐生さんの分まで」と結束した。優勝戦1号艇に乗った佐藤翼は「桐生さんは言葉ではなく背中で僕らを引っ張ってくれる」と言う。本人は「僕がいない方が団結力が上がるんじゃないですか」と冗談交じりに語るが、彼の走りが埼玉支部の後輩に大きな影響を与えることは間違いない。

 現在、賞金ランク20位。優勝なら賞金1000万円が加わり、賞金王決定戦出場も見えてくる。

「意識するならそっちですよね。チャレンジカップにも出たいし、賞金の積み重ねが欲しい」

 最後の新鋭チャンプとなれば、夢の賞金王にまた一歩近づく。

☆きりゅう・じゅんぺい=1986年10月7日生まれ。埼玉県在住。2007年5月の戸田で100期生としてデビュー(6走目に初1着)。11年8月に戸田で初優勝。11年5月の尼崎「笹川賞」でSGデビュー。12年5月の浜名湖「笹川賞」でSG初優出(6着)。13年の全国スター候補に選出される。過去の新鋭王座戦績は11年1月の宮島大会(準優4着)、12年1月の芦屋大会(2走目Fで賞典除外)。通算12V。GⅠ、SGともに2優出でV未経験。身長161センチ。血液型=AB。