【津ボート・マスターズチャンピオン】目玉ルーキー・辻栄蔵「過去の栄光でメシは食えません」

2020年04月20日 14時00分

辻は初出場だが、これまでの実績は文句なし

【ボートレース津・プレミアムGⅠ「第21回マスターズチャンピオン」=カウントダウンコラム「匠が激突!」(3)】21日に開幕するボートレース津のプレミアムGⅠ「第21回マスターズチャンピオン」――。出場資格は4月1日時点で45歳以上のレーサーで、毎年、晴れて45歳になった選手が「マスターズ・デビュー」を飾る。今年もグランプリV歴を持つ超大物をはじめ10人の“ルーキー″が初参戦。その胸中に迫った。

 最初は「50歳以上」という選出基準でスタートした大会も2003年の第4回から「48歳以上」に改定。そして18年の第19回からは「45歳以上」に引き下げられた。出場可能年齢が下がったことで現在もSG戦線の中心でバリバリ活躍しているレーサーも参戦。“新人”といえども、いきなりV有力候補に名前が挙がる状況だ。

 今年の“目玉ルーキー”は辻栄蔵だ。05年グランプリをはじめSG2V、GⅠ9Vという実績を手土産に乗り込んでくる。ただ「ケガから復帰後は乗り方もしっくりきていない。イメージ通りのターンができない。原因がペラなのか、ケガなのかもつかめていなくて試行錯誤している最中です」と現在は復調途上。このため「過去の栄光ではメシは食えませんから(笑い)」と自嘲気味に話すが地力は確かなだけにV候補の一人であることは間違いない。

 昨年、グランプリ初出場を果たし、ますます脂が乗ってきた徳増秀樹も初参戦。しかも選考勝率トップで初日ドリーム戦1号艇だ。「賞金が高いのでGPという目標に向けて頑張りたい。ただ全員が百戦錬磨ですからね。持ち味を出すのは簡単ではないと思う。その中でもまくって勝ちたいですね。勝てないまでも自分の外の選手が勝つレースをしたい」と先輩相手にも自慢の攻撃力を発揮することを誓った。

 また林美憲は「一癖も二癖もある人ばっかりなので、難しいレースになると思います。ただ自分の外に西島さんとかがいたらどうするかなあとか考えるのはワクワクするかもしれない」と初出場に向けて心境を明かす。石渡鉄兵も「マスターズはみんなミスがないし、隙がない。結構やりづらいと思いますね。でも新人らしく思い切って行きます」と“若手″らしく意気込みを語った。

【“新人”メモ】出場資格年齢に達した初年度に初出場初優勝を果たしたのは第11回の西島義則、第14回の江口晃生、第19回の渡辺英児の3人。