【平和島ボートSGクラシック】吉川元浩が連覇達成 亡き先輩に捧げる涙のV

2020年03月22日 19時49分

クラシック連覇を果たした吉川元浩

【ボートレース平和島SGクラシック優勝戦(22日)】1号艇の吉川元浩(47=兵庫・79期)が逃げ圧勝。昨年の戸田に続くクラシック連覇で通算4回目のSG制覇となった。

 エース機を手にしながら3日目まで⑤③②③とパワーは湿りがちだったが、4日目から3連勝で準優進出。その準優10Rでインの毒島誠を自力(まくり)でねじ伏せ、Vの最有力候補に名乗りをあげた。

「4日目あたりからエース機らしい動きが出てきたので、自信を持っていけた。Sを全速でいけたのも大きい。でも、エース機を引いた時から、ボクを後押ししてくれる何かを感じていた。今回(の優勝)はボクの力じゃないな、と思った」

 その“何か”とは「来たくても来られないファンの方々」の想いであり「23年間お世話になった実の兄貴みたいな存在」だった故・松本勝也さんの力だという。今年2月の尼崎、不慮の事故で亡くなった大先輩には「感謝しかない。恩返しできないままなのですごく寂しいけど、喜んでくれていると思う」と涙で優勝を報告した。

 昨年同様、SG第1弾の「クラシック」を制し「グランプリ」へは視界良好だが「去年は後半にリズムを崩したので、今年は最後まで集中してグランプリを取りたい」と気持ちを緩めることなく突っ走る。