【ボートレース平和島SGクラシック 注目選手直撃】福来剛(38=東京・87期)が2日目(18日)、6号艇で臨んだ4Rは6コースから1M最内差しを決めて2着。今期(2020年前期)適用勝率が東京支部トップの7・68ということもあり、SG初出場ながら選手代表として陸の上でも大忙しだが水面でも、ここまで外枠2走で②②と奮闘している。予選突破に向けて勝負の3日目を迎える男を直撃した。

 ――鮮やかな最内差しは狙い通り

 福来 ある程度、ああいう展開にはなるかなと思っていて、思い切って内に突っ込みました。思ったところに行ける操縦性があるので、決まったんだと思います。

 ――エンジンの仕上がりは

 福来 いいと思いますよ。出足関係と乗り心地がいいですね。回ってから押していたし、引き波をなぞる感じで回っていてもついていけた。重さはあるけど、しっかり乗れるので、実戦向きだと思います。いい意味の重さですね。調整は外すと重いだけになってしまうので、そこはしっかり合わせたい。この先は微調整だと思います。

 ――ここまで②②と好走。次は1着だ

 福来 初めてのSGでこんなにいい着を取れると思っていなかったので、驚いています。リズムがいいですね。村松選手、下出選手、永田選手と続いたので、自分もその流れに乗って水神祭したいですね。

 ――予選突破も十分狙える

 福来 記念では2日目まで良くても、3日目の2走で失敗したら終わりなのでね。ましてやSGですから、気持ちを引き締めて、しっかり勝負したいです。

 ――ところで、前検からずっと着ているそのTシャツは

 福来 wyseというバンドの結成21周年を記念したTシャツです。

 ――21周年で21号機は縁起がいい

 福来 本当ですね! 一層、このエンジンに愛着が湧きました。縁起がいいと思って頑張ります。

   〈3日目(19日)4、12R出走〉