【平和島ボートSGクラシック】全国屈指のイン受難、エンジンはすべてが超抜

2020年03月16日 14時00分

【ボートレース平和島SG「第55回クラシック」17日開幕(カウントダウンコラム企画4=水面とエンジン)】ボートレース平和島で17日から開催されるSG「第55回ボートレースクラシック」の直前企画最終回は熱戦の舞台、平和島の水面特性とエンジン相場を解説する。

★水面特性=水質は海水。1Mのコース幅が37メートルと狭く、スタンド側に極端に寄っているため、イン艇は「回りシロ」が狭く、Sで遅れると挽回が難しい。またバックでの斜行に対する規制が厳しいため、イン艇が2Mで差しやツケマイで逆転を許すシーンも多い。決まり手の「抜き」が多いのはそのためで、戸田やびわこに並ぶ全国屈指のイン受難水面だ。

 コース形態以上に影響を与えるのが「風」だ。周囲に立ち並ぶビル群の影響もあって向かい風、追い風、ビル風とコロコロと風向きが変わる。追い風や弱い向かい風ならスロー艇が有利だが、強い向かい風になるとセンター、ダッシュ勢の出番となり、まくりやまくり差しが決まりやすくなる。それもあって5コース、6コースの勝率は全国トップ級だ。

 クラシックが行われる春は特に風が不安定で、昨年の春(3~5月)のイン勝率40・8%は全国ワーストだった。展示と本番で風向きが変わることも多く、舟券の面では風への読み、対応力のある選手やS勘が合っている選手を狙いたい。インを消して高配当を狙うのもアリだ。

★エンジン=昨年6月の使用開始から約9か月が経過。現在、不動のエース機に君臨しているのが「13号機」だ。2連率、勝率、優勝回数がトップ。出足、伸び、回り足の全てが超抜で、特にスリット付近の足が強烈。伸び仕様が得意な選手が引き当てれば、モンスター級に仕上がっても不思議ではない。

 近況の勢いなら「43号機」。常に中堅上位級の動きは披露していたが、今年に入ってその性能が爆発。正月開催で矢後剛、2節目で北村征嗣と連続Vを飾ると、2節前にも西舘健にデビュー初Vをもたらした。高いレベルのバランス型、実戦型で、コーナーを回った後の立ち上がりの足、行き足は13号機にも匹敵する。

 最大の上昇機は「15号機」だ。1月に古場輝義が伸び寄りに調整してから伸びが目立っており、SGでペラ巧者が調整すれば、強力機に仕上がるはずだ。行き足、レース足が光る実戦型の「41号機」、元エース機と呼ばれた「57号機」も出足は変わらず良く、ともに高値安定。他では回り足がいい「26号機」、周年V以降も好調が続く「67号機」、近況上昇中の「50号機」に注目したい。