【住之江GP&徳山クイーンズC】注目レーサー=瓜生正義、桐生順平、田口節子

2019年12月11日 14時00分

【住之江SG「第34回グランプリ」&徳山プレミアムGI「第8回クイーンズクライマックス」=カウントダウンコラム(9)=注目レーサー】

★瓜生正義(GP6位=43、福岡・76期)=グランプリは初制覇だった2016年以来、3年ぶりの出場。その間、一昨年はF2も経験するなど、山あり谷ありだったが、今年は7月のSGとこなめオーシャンCを制するなど、復権の年となった。

 今年を通じても波があったのは確かだが「やっていることは変わってない。レースに入る時も、プロペラだったり、そういうことは、ある程度、迷わずできます」とブレがなくなった。

 住之江も「いい時もあれば、悪い時もある。いい時はめちゃくちゃいいんですよ」とのことで、2ndステージからの参戦となったことは好材料。「実績あるエンジンが引けるので、調整も合わせやすいと思う」というなら期待できるだろう。

「グランプリの目標は、精一杯やること。それで結果が出ても出なくても、そこは仕方ないと思っています」。結果よりも自身の実力を出し切ることに集中。短期決戦で方向性が定まっている点は最大の強みだ。

★桐生順平(GP5位=33、埼玉・100期)=グランプリ制覇の鍵は「乗り心地」だ――。

 住之江はGP初制覇(2017年)のメモリアル水面。今年6月のGⅠ63周年記念でも優勝しているように「住之江に悪いイメージはないですよ、もちろん。今年の周年記念の時は乗りやすかったのでレースがしやすかったです。乗りやすかったから優勝ができた」と好相性を誇る。17年のGP優勝の時も「一番いいのは乗り心地だった」と仕上がりについて分析。桐生の場合は住之江で「乗り心地」が良ければ一気にVに近づく。

「今年はあまり大崩れもなかったし悪くなかった。グランプリに向けて、いい感じで乗りたい。リズムを上げて乗りたいと思っていた。11月の福岡66周年で優勝できたのは大きかったと思います。リズムを上げる意味でも、賞金を上げる意味でも…」と流れは上々。「GPは1回勝っているけど、何回でも勝ちたい」と2度目の戴冠に向けて闘志を燃やしている。

★田口節子(QC6位=38、岡山・85期)=今年は年間を通してまずまずの戦績を残した。特に、3月の児島GⅡレディースオールスターから8月の蒲郡プレミアムGⅠレディースチャンピオンまで優出ラッシュ。その流れで10月の地元・児島でのSGダービーにも出場を果たした。同節は1勝止まりながら、高いレベルで戦えたのは収穫だった。そして「クイーンズクライマックス出場を目標に走ってきたので、満足感はあります」と2019年のここまでを評価した。

 その年末の“女子頂上決戦”の舞台は徳山。前回、10月には予選突破したが「久々すぎてイメージがつかめなかった。でも、気持ちが入っている時は、エンジンが出ていなくてもいいターンができる」と勝負のポイントはメンタリティーであることを明かした。過去にPGⅠレディースCを2度制した実力者。“本気スイッチ”が入れば、ママさんレーサーとして円熟味を増した今回は“もう一丁”大仕事をやってのけるかもしれない。

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