【桐生ボートSGチャレンジカップ】桐生ボートの水面特徴とエンジン最新情報

2019年11月16日 14時00分

【ボートレース桐生「SGチャレンジカップ」、GII「レディースチャレンジカップ」=カウントダウンコラム「疾風勁草」(3)】ボートレース桐生のSG「第22回チャレンジカップ」、GⅡ「第6回レディースチャレンジカップ」がいよいよ19日に開幕する。恒例の直前連載の第3回は今大会の舞台となる桐生ボートレース場の水面特徴と使用するエンジンの最新情報をお届けする。

★エンジン相場=2連率トップの29号が現在のエース機だ。伸びだけでなく、出足、回り足も良好で全部の足を◎に評価できる。ただ、直前節で乗った金児隆太が3日目に転覆。部品交換はなく、その後の動きも軽快で影響はなさそうだが、そこが唯一の不安材料だ。

 近況上昇しているのが74号機だ。夏場に復活した伸びは10月Aレディースでは節一級。そのAレディースで地元の松本晶恵がオール連対Vした48号機も好調だ。出足、回り足が強力で2連率は17位だが、間違いなく上位グループの一機だ。9月から4連続優出した出足型の20号機、5月の周年V機で良かった伸びが戻った46号、レース足系の24号機は数字通りの評価ができる。

 かつてのダブルエース機だった37号と11号は評価が難しい。37号機はトップ級だった行き足、伸びはやや落ち、現在は良く言えばバランス型で、機率ほどのパワーは期待しないほうが良さそう。

 一方の11号機は夏場にパワーダウン、一時は中堅もないほど低迷した。だが2節前に川野芽唯が整備して気配一変。特に出足が良化し、前節の秋山直之も優出。ピット離れと出足で猛威を振るったかつての勢いがSGで復活する可能性もある。他では27号、43号、35号が機率以上のパワーを秘める注目機。逆に47号機、30号機は近況不振で過度な期待は禁物だ。

 なお、今節は2連率順の上位54機が使用される予定で、チャレンジCが1~34位、レディースCCは35~54位のエンジンとなる。

★水面特徴=沼に造られたレース場のため流れはなく、基本的には静水面。水質は淡水で硬い。全24場の最北に位置し標高も最も高く、他場と比べて極端に気圧が低いのが最大の特徴だ。

 エンジンの燃焼効率が悪いため回転が上がらず、出足や行き足の調整が難しい。行き足がつきにくく、多くの選手が「Sが難しい」と口にする。全国的なS巧者よりも、早くその節に合ったS勘をつかんだ選手が有利になる。

 また、ピットと2マークまでの距離が165メートルと長く、角度が本番と展示で違うこともあってS展示と本番で進入が異なることも多い。ピット離れのいい選手、エンジンは当然ながら注目したい。

 昨冬(昨年11月~今年1月)のイン勝率は51・0%だった。全国平均より少し低い程度で、基本的にはインが強い。ただし、冬場は強い追い風が吹くことがあり、一般的には“イン有利”なコンディションだが、当地ではSで様子を見たり遅れるケースが増えて、センター勢のまくりや差しが決まるシーンも。強い追い風のときはインを軽視して思い切った穴を狙うのも面白い。