【貴浩西山のキャビらない話】後輩・大山千広ちゃんを「もんでやる」はずが…

2019年09月05日 14時00分

【貴浩西山のキャビらない話】は~い、西山で~す! みなさん、お元気ですか! ボクはいつも通り元気ですよぉ~! えっ、メモリアルで予選敗退したのに落ち込んでないのかって!? 以前に後輩の仲谷(颯仁)に言われたことがあるんですよ。

「西山さん、エンジンが全然出ていないときもすごい元気ですよね。僕なら落ち込んじゃいます」

 ボクはこう答えてやりましたよ。

「バカヤロ~、ワシだってエンジン出てないときは落ち込むんじゃ。夜は宿舎で布団を頭からかぶって枕を涙で濡らしとるわ!」

 仲谷は「そんな西山さんの姿は見たくないです」って目を両手で覆っていましたよ。そう、ボクの取りえは、まず元気! 終わったことをいつまでもクヨクヨ考えても仕方ない! もちろん反省するところは反省して、また頑張ります!

 いやぁ~、それにしてもメモリアルで引いたエンジンは出ていなかったですね。初日1R1号艇で1着を取った後、すぐに本体整備してピストン、ピストンリング、シリンダーケース、キャリアボデーを交換。試運転とペラ調整を繰り返して最悪は脱したんですけど…。ターンで回った後、まったく前に進んでいなくて、どんどん追い抜かれていきました(泣)。なかなかSGでいいエンジンを引けないですね。でも、エンジン抽選は運。こればっかりはどうしようもない。とにかく数多くSGに出て、いいエンジンを引くときを待つしかないですね。とにかく日頃の行いに気をつけます。ヨメにもウソをつきません!

 さて、今、ボート界の注目の的といえば福岡支部後輩の大山千広ちゃんですね。以前から若手女子の期待の星として注目されてましたが、8月の蒲郡プレミアムGⅠレディースチャンピオンで優勝。また一気に知名度がアップしました。千広ちゃんはデビュー前から非凡なところを見せていました。

 彼女がデビューする直前に一度、練習を一緒にしたことがあったんですよ。「ここはいっちょもんでやるかぁ~。力の違いを見せちゃるわ」なんて思って一緒に走ったんですけど何度やってもまくることができませんでした(苦笑)。逆にあっさりまくられました(泣)。この選手は強くなると思いましたね。同時に「二度と一緒に練習するもんか」と心に決めました。

 性格も素直。お母さんが元ボートレーサーの博美さんということもいいんでしょうね。悪い虫が手を出そうとしても博美さんの顔がチラついてちゅうちょするんです(笑い)。ボクも「独身なら千広ちゃんと結婚してやってもいいな」なんて思いましたが、やはり博美さんの顔がチラついて…(笑い)。もちろん博美さんが怖いというわけじゃありませんよ。すごく優しい大先輩です(汗)。

☆にしやま・たかひろ=1987年5月15日生まれ。福岡支部の97期生。2005年11月の若松でデビュー。08年9月の若松で初優勝。通算34V。GⅠ、SGの優勝は未経験。19年の獲得賞金額は2878万5000円で66位(4日現在)。座右の銘は「笑う門には福来る」。家族は千晴夫人と1男1女。身長169センチ。血液型=A。