【とこなめSGオーシャンカップ】丸岡正典 好相性の地で30代ラストSG飾る

2019年07月08日 10時10分

【ボートレースとこなめSG「第24回オーシャンカップ」:カウントダウンコラム「捲土重来」3】ボートレースとこなめのSG「第24回オーシャンカップ」が10日に開幕する。カウントダウン連載「捲土重来」では今大会でのリベンジを誓うレーサーを紹介、第3弾は丸岡正典だ。2016年から3年連続優出中だが、3年前、昨年と優勝戦1号艇ながらVには届かなかった。どんな思いで今大会に臨むのか――。

 16年鳴門大会では優勝戦1号艇ながら3号艇・石野貴之に差され2着。17年まるがめでは同5号艇で3着、18年若松は再び同1号艇で雪辱を期したものの、2号艇・毒島誠にまくられ6着に沈んだ。12年10月の福岡ダービー以来、3度目のSG制覇を目前にしながら手が届かない。これが丸岡のオーシャンカップだ。

 本来ならリベンジに向けて闘志満々でいて、おかしくはない。しかし、そこはひょうひょうとしたキャラの丸岡だけに「オーシャンは勝ちたいけど、気持ちだけ入っても勝てないので…。特別な対策はないですよ。いつも通りやることが大事なんじゃないですか」とサラリ。ただ、その半面「もう40歳になってしまうので、30代のうちにもう一回SGを取りたいね」と“野望”も抱いている。

 8月21日が40回目の誕生日。今大会が30代最後のSGとなるが、その30代ラストイヤーは波瀾万丈だ。2月に住之江で行われたGⅠ「第62回近畿地区選手権」でV。実に4年3か月ぶりのGⅠ制覇の美酒に酔いしれた。「あの時はホッとしたし、ええ年になるなと思った」と振り返る。

 しかし、3月の戸田SGクラシックで暗転。評判機を手にしたものの初日に転覆し、鎖骨と肋骨を骨折。無念の帰郷となってしまった。「ほんと何が起こるか分からないから怖いですね。最初はどのくらい全治にかかるのかも出してくれなくて…。どうなるか分からん、みたいに言われて…」と復帰のメドすら立たない重傷だった。

 復帰は5月下旬。2か月以上のブランクがあったが「復帰はちょっと早かったかな。レース勘は大丈夫なんですよ。もう20年近く走っているので体に染みついてるから…。ただ、体は筋肉痛がひどかった。あと、休んだ分、エンジン出しにも影響がありました」と満足のいく状態ではなかった。だが、6月の多摩川SGグランドチャンピオンでは「もう体力も戻ってますし問題はない」と完全復活を宣言するほどまで回復している。

 今大会の舞台・とこなめも15年4月の62周年記念から4節続優出中と結果を出している好相性の地――。万全のコンディションで臨む30代ラストSG。静かな闘志を胸に秘め“決戦”に乗り込む。

★まるおか・まさのり=1979年8月21日生まれ。大阪支部の85期生。99年11月住之江でデビュー。2002年3月とこなめで初優出初V。11年7月徳山58周年記念でGⅠ初V。08年10月まるがめダービーでSG初V。通算47V(SG・2、GⅠ・4)。同期は井口佳典、田村隆信、森高一真、湯川浩司、田口節子ら。身長171センチ、血液型=O。