準優11R、インからコンマ01の快Sを決めて先マイ。差した木下翔太との大阪ワンツーで優出を決めた太田和美(46=大阪・69期)。

 SG7Vを誇る〝怪物クン〟もSG優出は2015年11月の芦屋チャレンジカップ以来、3年7か月ぶり。SGVも14年11月の下関チャレンジカップを最後に遠ざかっていた。久しぶりの大舞台のファイナルに向けて「ずっと調子が良くなかったし、いいレースができていなかった。優勝うんぬんより自分が納得できるようなレースをしたい」と自身に言い聞かせるように話した。

 仕上がりについても「スリット前後の伸びは相手によっては少し行くような感じがする。上位とは一緒ぐらいで負けることはない。勝てる足だと思う」と自信をのぞかせる。4年7か月ぶりのSGV、そして完全復活へ闘志を燃やしている。