【女子ボートレーサーの愛用品】土屋南“不思議なカード”で成績アップ

2019年06月05日 10時00分

集中力カードで成績がアップした土屋南

 人気女子レーサーの個性豊かな愛用品を紹介する人気企画「女子ボートレーサー 私の愛用品」――。今回は岡山支部の土屋南(22=岡山・112期)だ! 彼女が紹介してくれたのは縁の下の力持ち!?的な効能を秘めるちょっぴり不思議なカードだ。

 来期(19年後期)適用勝率を自身初の5点台に乗せるなど順調にキャリアを重ねており、最近、注目度の高いレーサーだ。その土屋がさらなる高みを目指すべく、自己鍛錬の一環としてメンタル面の強化を思いついた。

「半年くらい前からメンタルトレーニングの先生のお世話になり始めました。その先生からいただいて3か月くらい前から使っているのが、この『集中力カード』です」

 差し出されたカードには十字のイラストが描かれているのだが…。「まず、カードの中央にある黒い点を中心に20秒間見つめてから目をつむります。すると、まぶたの裏にカードの残像が残りますよね。その残像が消えるまでの間は見続けて集中力を高めます」と教えてくれた。残像の見え方や残像が残る時間によって脳や精神の状態をチェックできるという。

 ボートレーサーにとって大事なのがSへの集中力だ。レース前に使うのが効果的に思えたが、土屋の使うタイミングはそうではないらしい。「確かにピットに持っていけるので使えなくはないです。でも普段は朝起きてから使うことが多いです。自分以外のレーサーが使っている話は聞いたことがない」と現状は彼女の秘密兵器となっているのかもしれない。

「このカードを使い始めた時期と、成績が上がりだした時期はリンクしているんです。自分の中でどれだけ効果があるのかな?という気持ちもあったけど、成績を見ればやっぱり効果はあるのだと思う」とカードの効能に納得していた。
 近況では4月のびわこオールレディースで初優出(3着)を果たしたが「準優戦の事故があっての優出なので素直には喜べない…。今度こそ自分の力で優出して、そして初優勝したいです!」。

 そして、話題は今月27日、まるがめで開幕するウエスタンヤングに移った。「出場することが当面の目標だったのでうれしいです。同年代の強い選手とレースができるので、少しでもいい部分を学びたい。挑戦者の気持ちで頑張ります」と意気込む。たとえ劣勢の展開になっても、研ぎ澄ました集中力で挽回するシーンが見られそうだ。

☆つちや・みなみ=1997年1月26日生まれ。岡山支部119期生。2016年11月、児島でデビュー。17年7月、からつ一般戦で初勝利。今年4月のびわこGⅢオールレディースで初優出。優勝はまだない。同期は黒野元基、井上忠政、田川大貴、実森美祐ら。身長161センチ。血液型=A。