【福岡ボートSGオールスター:最終日(26日)】第12Rで行われた優勝戦は、1号艇の吉川元浩(46=兵庫・79期)が逃げ切って快勝。スリットでは峰が後手に回って中へこみ。それでも難なく先マイすると1Mはかかりもパーフェクト。茅原のまくりを受け止めると、あとはぶっちぎり。目の前のVロードを突き進んだ。

 この日は1Rから1号艇が苦戦。11R終了時点でイン逃げは3本のみとあって「正直流れが悪いな…」と苦笑したが、それでも「準優を逃げ切れて微調整でいこうと思っていたし、最終日もほぼ何もしなかった。自分のエンジンが仕上がっていたので信頼していました。(Sも)右を見ると放ってしまったりするので、周りを気にせず自分のSだけ行こうと決めていたし、1Mもしっかり回れましたね」と自信を持って大一番に臨んでいた。

 3月の戸田ボートレースクラシックに続く優勝で平成→令和の元号またぎのSG連続Vとなった。これで獲得賞金も9900万円を超えて1億円目前。年末のグランプリに向けた賞金レースでも一歩、抜け出した。