【宮島ボート・マスターズチャンピオン】2連率トップは52%の27号機

2019年04月15日 10時13分

宮島エンジン2連率ベスト

【宮島ボート「マスターズチャンピオン」カウントダウンコラム・威風堂々!(4)】

<エンジン>現行エンジンは昨年9月下旬に導入し約半年が経過。温水パイプは今大会も継続。急なパワー変動も考えにくくエンジン相場はほぼ固まっているが、突出した“スーパーエース機”は不在。現状は上位機の中で大会ごとに主役が変わる変動期だ。

 現在、2連率トップは52%を誇る27号機。ここまでVこそないものの4優出。近況も出足中心に軽快な動きを見せている。ボートとの相性が良ければスリット後にノゾく伸びも兼備可能の逸品。

 近況の評価なら59号機もプッシュ材料は豊富。1月に立間充宏が「ヘビー級王決定戦」を強烈な行き足で制し、先月は強豪が集う当地伝統の一戦・岩田杯を地元の山口剛が優勝。その際「エンジンが良かったので足に不安がなかった。この59号機の行き足はマスターズ向きだと思う」と山口が太鼓判を押した逸品だ。

 他でも51号機と56号機もトータルバランスで優れたハイレベルのエンジン。逆に12号機は2連率48%あるが、現状は数字ほどのパワーはない。55号機と67号機も先月の「3地区対抗戦」でそれぞれ中野次郎、新田雄史と実力者が乗ったものの、機率ほどのパフォーマンスを得られなかった点は不安材料と言える。

<水面>対岸に世界文化遺産の厳島神社があり、全国屈指の絶景を眺望できるボートレース宮島。瀬戸内ならではのパノラマビューが堪能できる水面だ。ただボートレーサーにとってはその穏やかな景色とは相反する顔を持つ。

 全国24場の中で最も干満差が大きく、風向きも前後半で変わる。特に風向きの変わり際は凪(なぎ)となり、風がパッタリと止まる瞬間も存在。これがレーサーのS勘を狂わせる。序盤はこの水面状況を熟知している地元選手が有利となる。

 大会期間中の潮回りをみると初日と2日目が中潮で3日目以降は大潮。満潮時刻は初日が7時30分。2日目以降は40分弱で推移し最終日の満潮時刻は10時43分。

 一方の干潮時刻は初日が13時47分で、最終日が16時58分。レースの時間帯と照らし合わせると優勝戦時は大潮の引き潮で水位は低い状態で絶好のコンディションだが、後半レース時に上げ潮となる初日から4日目までの予選期間中は向かい風が吹くと2M付近にウネリが発生することも考えられる。「乗りやすい」選手を狙撃するのも舟券戦術のひとつのオプションとして準備しておこう。