【戸田・SGクラシック】群馬のホープ・関浩哉「結果より自分らしさを保つ」

2019年03月12日 10時50分

関浩哉

【戸田・SG「第54回クラシック」カウントダウンコラム・新進気鋭!(1)】 平成最後のSG「第54回クラシック」が16日からボートレース戸田で幕を開ける。2019年SG戦線の開幕戦とあって激しいバトルが繰り広げられるのは必至。恒例の直前連載は「新進気鋭!!」と題して新興勢力となるSG初参戦組をクローズアップ! 第1回は群馬のホープ・関浩哉(24=群馬:115期)だ!

「今年は年末のグランプリを意識してやっていきたい。絶対にGPシリーズ戦には出たい! 11月に地元・桐生で開催されるSGチャレンジカップにも出たいです」――。

 昨年、浜名湖のプレミアムGⅠ「ヤングダービー」でデビュー初V&GⅠ初制覇。今年から戦うステージを上げた。さらにトップルーキーに選出されたことでGⅠ、GⅡへのあっせんも増え、すでにGⅠ4節に出場。目標も高いレベルになってくるのは当然の流れだ。

 戦うステージが上がれば当然ながら対戦相手も強化される。GⅠ、SGとなれば相手はトップレーサー。苦しい戦いを強いられる一方で大きな収穫を得ることもできる。実際に「昨年2月に初めて、からつのGⅡに呼んでもらい、4月にはとこなめ、5月にはびわこ、10月には江戸川とGⅡに出場。1つ上のランクで戦うことで学ぶことは多かったです。S力や調整力といった自分に足りないものが、あらためて分かった。特に調整面では“このレベルの状態ではレースに行ってはいけない”ということが分かりました。いろいろ試してから、レースに行かないといけないということを痛感しました」と貴重な体験をしている。

 そして、いよいよ今回のクラシックで“SGデビュー”を果たす。「やっぱりSGは雰囲気が違うと思います。1つ上の期の羽野(直也)さんや同期の(仲谷)颯仁にも“どんな雰囲気なのか”いろいろと聞きました。最初から結果が出るとは思っていません。まずは“自分を持つ”ことが大事なのかな、と思っています」と初の大舞台を前に心境を明かす。

 トップレーサーがしのぎを削るSGとなればさらなる収穫があることは間違いない。「まずは、できるだけ早く自分がレースをできる状態にする。力をつけなきゃいけないし、Sももっと行かないといけない。コースも主張していくようにしていかないといけないでしょうね」と目を輝かせる。
 デビュー5年目の24歳と今大会では最年少。ただ、若いがゆえに「伸びしろ」という面では最も可能性を秘めているのも事実。間もなく平成が終わる。新しい時代のボート界を背負う逸材が大きな一歩を踏み出す。

☆せき・ひろや=1994年11月16日生まれ。2014年11月、桐生で群馬支部115期生としてデビュー。15年2月の平和島で初勝利。GⅠ初出場となった18年9月の浜名湖ヤングダービーで初V&GⅠ初制覇。同期は仲谷颯仁、佐藤隆太郎、野中一平、権藤俊光、前原哉ら。身長158センチ。血液型=O。