【女子ボートレーサーの愛用品】広中智紗衣の心の支えはROCK

2019年03月06日 11時00分

広中智紗衣

【女子ボートレーサーの愛用品(広中智紗衣=38))】 人気女子レーサーのこだわりの品を紹介する「女子ボートレーサー 私の愛用品」。今回は現在、ボートレース児島GⅡ「第3回レディースオールスター」に出場中の広中智紗衣(38)だ。今や東京支部の女子エースとして活躍する広中の愛用品は大好きな音楽を聴くためのツールだ。

「愛用品はウォークマンです。音楽が本当に好きで、移動のときや、宿舎にいるときに聴いています。邦楽も洋楽も何でも聴くんですけど、主に聴くのはJ―ROCKですね。好きなバンドはラッド(RADWIMPS)とかワンオク(ONE OK ROCK)とかアジカン(ASIAN KUNG―FU GENERATION)です」

 写真で手に持っているのがそのウォークマン(音楽プレーヤー)だ。やや年季が入っているが「通信機能が付いてると持ち込めないので」という、レーサー特有の事情もあり、旧式のものを大事に愛用している。

「宿舎では個室のときとか、みんながお風呂に入っていて一人になったときとかによく聴いています。話し相手がいるときには聴かないですよ。寝るときもヒーリングのために聴いています。レース場にも持っていきますけど、レース前は聴かないですね。レースで失敗したときも、うまくいったときも聴いてます」

 音楽を聴く一番の目的はリラックスするため。また「テンションを上げたいときにも聴きます。テンションが上がる曲はラッドの『セプテンバーさん』、ワンオクの『Stand Out Fit In』ですね。アジカンは初期のころの曲が特に好きです」と、翌日のレースに向けスイッチを入れたいときには、ノリのいい曲を聴いて気持ちを高めているという。

 音楽好きになったのは両親がきっかけだ。「子供のころは両親が好きだったフォークとか、懐メロをよく聴いていました。その影響ですね。今はフォークとか懐メロは聴かないですけど」

 今では「家にいるときも特に見るテレビ番組がないときはCSの音楽専門チャンネルを流していますし、音楽は生活必需品です。ライブも見に行きたいんですけどね。チケットが簡単に取れないですし、タイミングもなかなか合わないので、家でライブのDVDとかを見て満足しています」と、音楽は生活の一部。まさに筋金入りの音楽好きだ。

 東京支部の女子では唯一のA1選手。孤軍奮闘するエースはROCKを心の支えに熱く走り続けている。

☆ひろなか・ちさえ=1981年2月9日生まれ。東京支部の88期生。2001年5月とこなめタイトルでデビュー。02年5月浜名湖で初勝利。09年11月芦屋女子リーグ戦で初優勝。18年7月桐生レディースチャンピオンでGⅠ初優出。通算4V。夫は深水慎一郎。同期は吉永則雄、三井所尊春、吉村正明、細川裕子ら。身長157センチ。血液型=O。