【住之江ボートGI近畿地区選手権】エース「11」&GP制覇「87」に注目!

2019年02月09日 15時15分

【住之江ボートGI近畿地区選手権(11日開幕)エンジン&水面】

〈エンジン評価〉現行エンジンは昨年の3月10日から使用開始し約11か月が経過。エース機は11号機だ。優勝回数こそ1回だが、常に「行き足から伸び」がパワフル。その半面、乗り心地に不安定さがあるのが欠点。優勝回数が少ないのはこれに起因する。

 87号機は峰竜太が昨年暮れのグランプリで優勝し1億円を勝ち取ったエンジンだ。2節後の松山裕基は調整が合わず苦労したが、北川潤二、藤原菜希と近況のムードは良く、再び輝きを取り戻した感がある。

 11、87号機にも遜色ないのが27号機。GPシリーズで平尾崇典が抜群の伸びで優勝。2節前の佐々木翔斗の時に新ペラに替わったが変わらず舟足は良好。前節の寺田千恵も「ペラをいろいろ試したけど全部の足が抜群にいい」と絶賛。パワーを見せつけ優勝をかっさらった。

 他には、下出卓矢が伸び仕様に叩いてから直線の足だけならトップ級の73号機、出足関係に力強さがある13号機、GPで吉川元浩が「行き足」良く仕上げた64号機、2節前に西村拓也がバランス型の「強パワー」に仕上げた24号機、出足関係に特化し中村泰平がデビュー初優勝を決めた33号機も楽しみが持てるエンジンだ。

 

〈水面の特徴〉コンクリート護岸に囲まれたプール形態。雨水と工業用水を使用しているため淡水で水質は硬い。また護岸との距離が近いため波も消えにくく、特に2Mはスタート時にできた波が戻ってくるためボートが暴れやすい。また冬場の北風が強い日は2M付近のスタンドの切れ目からビル風が吹き込むことも。2Mでの逆転劇が多いのはこれらが原因だ。

 水面は狭く、1Mをスタンド側に大きく振っていないため、イン艇が懐を取って回れるので圧倒的に有利。ただ、2コースは難しいとの声が選手から多く聞かれる。その理由はSを踏み込んでもイン艇が伸び返し、落として差しに回ると3コースの握りマイに遭うからだ。