【住之江ボートGI近畿地区選手権(11日開幕)】 ボートレース住之江ではGⅠ「第62回近畿地区選手権競走」が、11日(月・祝)から16日(土)まで開催される。大阪、兵庫、滋賀、福井からえりすぐりの選手が集結。近畿ナンバーワンを懸けシ烈な戦いを繰り広げる。超ハイレベルな近畿地区だけあって初日、2日目に行われるWドリーム戦の出場メンバーは松井繁、今垣光太郎、吉川元浩、守田俊介ら全員がSGレーサーという超豪華版。ぜひ本場に足を運び、超一流レーサーの熱きバトルを肌で感じてもらいたい。

【2日目(12日)ジャンピードリーム展望】

【1号艇・石野貴之】今やビッグレースには欠かせないSGの顔に成長。大きな舞台になればなるほど集中力を高め、狙ったタイトルは逃さない。今年は近畿ナンバーワンの称号を手に入れ、暮れまで続く賞金レースを引っ張る存在になる。

【2号艇・守田俊介】能力が無限大なのを証明したのが、2度目のSG制覇となった10月の蒲郡「ダービー」だった。勝利にこだわるタイプではないが、機力互角なら天才肌のS力とハンドルで混戦も一刀両断。今回は弟子の馬場ともどもV候補だ。

【3号艇・中島孝平】昨年は5月の尼崎「オールスター」で久々のSG優勝。仕上がれば強いということを改めて印象づけたが、夏場以降は準優突破がカベになっており、新型エンジンへの対応は後手に回ったまま。今回も“快速機ゲット”が好走条件か。

【4号艇・田中信一郎】昨年はGPシリーズへの出場もかなわなかった不本意な一年。今年の正月レースも、1号艇で優出しながら石野貴之のまくり差しに屈しV逸とリズムに乗り切れない。ただし、レース巧者だけに舟券からは外せない。

【5号艇・吉川元浩】マスターズ世代になっても爆発力に衰えなし。昨年は6Vとキャリアハイをマーク。7月には地元・尼崎66周年を制し、グランプリに駒を進めた。外枠不利の水面でも、代名詞の快ダッシュ&強ハンドルから目が離せない。

【6号艇・丸岡正典】昨年の夏場は7月の若松「オーシャンC」6着を皮切りに尼崎66周年4着、F休みを挟んで8月からつ一般戦2着、9月住之江一般戦3着と4連続優出。気温の低下とともに成績も下降気味だが、春の訪れ間近なら再上昇に期待がかかる。