【住之江グランプリ&平和島クイーンズC】選手紹介=井口佳典、守屋美穂、日高逸子

2018年12月15日 10時00分

【SGグランプリ&GIクイーンズC:カウントダウンコラム(10)選手紹介】

【GP4位=井口佳典(41)三重・85期】昨年のグランプリは桐生順平とわずか1ポイントの差でファイナル2号艇に。本番でも(2)着に敗れ2度目の頂点へ、あと一歩届かなかった。

 その悔しさを晴らすかのように、今年のSG第1弾・浜名湖クラシックを2コースから強烈なツケマイで優勝。その後も「(賞金ランク)ベスト6入り」を目標に手綱を緩めず賞金を加算。昨年に続いてトライアル2ndから大一番を迎える。

「2ndからだとエンジン面もさることながら、気持ちの面でもすごく余裕があるんです。1stの2日間はとにかくメンタル的にしんどい。やっとの思いで2ndに行ってもそこでようやくスタート地点ですからね」

 栄冠への近道を手にし黄金ヘルメット奪還のお膳立ては整った。

「グランプリは2回目を取ってこそ“本物”。しっかりと集中して臨みます」。己の実力を証明するため、精神を研ぎ澄ませ10年ぶり2度目の頂点に挑む。

【QC4位=守屋美穂(29)岡山・101期】11月の芦屋レディースチャレンジカップでGⅡ初優勝。上昇ムードで頂上決戦に帰ってきた。

「昨年、おととしとシリーズ戦で参加したときに『上の12人で走りたいなあ』という気持ちを実感したので。その12人で年末を走れることはうれしいです」。“主役”の一人として参戦できる喜びをかみ締みめている。

 それでも「今までと変わらず、一走一走しっかり走りたい」と気負うところはない。やや低迷したここ2年を「エンジンを出し切れないで悔しい思いをして、つらかったけど、最後まで諦めずにコツコツと頑張ろうという感じでやってきました」と振り返ったように、地道な努力が成功につながると確信したからだ。

 初戦は2号艇に決まり「平和島の2コースはエンジンがしっかり仕上がっていれば、好きなコースだと思っています」と好発進を予感させる。
「ティアラはかぶってみたいですね」。狙うは女王戴冠だ。

【QC5位=日高逸子(57)福岡・56期】2年ぶりにグレートマザーが帰ってくる! 第1回大会から皆勤賞だったが昨年は次点の13位で涙をのんだ。今年は賞金ランク5位での登場。

「最近は順調ですね。ずっと優出して3年ぶりに優勝もできた。それまでは自分がS遅れたり、失敗したり…。エンジンの引きも悪かった。ず~っと20%台。最近はコンスタントに30%台くらいのを引けるようになって、エンジン負けすることがなくなった。それが大きいですね。流れは良くなっています」と笑みを浮かべる。

 ベテランの復帰で役者が揃った感もあるが、一方で若手女子の台頭が目立っているという現実もある。「若い子がうまくなり過ぎて…(笑い)。ただ走る競技ならついていけないけど、駆け引きとかスタート、ターンをうまくやるとか…。だから、やれている」と熟練の技で対抗するつもりだ。

 4年前の第3回大会で優勝。2度目のティアラ戴冠を狙う。