【住之江グランプリ&平和島クイーンズC】選手紹介=守田俊介、中島孝平、中谷朋子

2018年12月14日 10時00分

【SGグランプリ&GIクイーンズC:カウントダウンコラム(9)選手紹介】

【GP6位=守田俊介(43)滋賀・74期】「今回はどうしてもベスト6で行きたかった。なぜなら2日間寝ていられるから…」。トライアル1stが免除される喜びを持ち前のひょうひょうとした口調で表現した。

 しかし、賞金上位6枠にこだわる本当の理由は3年前の雪辱だ。前回(2015年)はTR2ndからの出場で序盤④②も3戦目から⑥⑥と崩れた。「優出できる可能性が高かった。悔しいし、今度は優出したい」とリベンジに燃えているのだ。

 9月に地元びわこのGI66周年記念で優勝すると10月には蒲郡SGダービーを制して賞金を大幅に加算。「エンジンの引きが良かった。ダービーはエンジンが抜群だったし、びわこのGⅠも良かった。ずっと優勝できなかった戸田、若松でも優勝して24場制覇にもリーチをかけることもできた」と納得の1年だった。

 さらに今回は同支部の馬場貴也も出場する。「最高!」とモチベーションも倍増。住之江で“滋賀旋風”を巻き起こす。

【GP5位=中島孝平(39)福井・84期】ここ数年は大舞台で目立つ成績を残すことができていなかったが、5月の尼崎SGオールスターで優勝。賞金ランク5位でのグランプリ出場だ。

 しかし、オールスター後のSGでは予選敗退が続いている。「最近、エンジンを出し切れていない。いいエンジンをしっかり出せていれば気持ち的に良くなるし、悪いエンジンでもしっかり出せていれば次に向けて“大丈夫”っていう気持ちになると思うけど…」と苦悩してきた。

 ただ、復調の兆しも出てきた。「8月のまるがめSGメモリアルでは試行錯誤した末に5、6日目に仕上げることができた。チャレンジカップでも準優に乗れたし、上向きになってくれれば…」。そしてGPは初出場の2010年にV、13年も2着と好成績を残している。「住之江はエンジンの引きがいいので、相性はいいのかな」。“完全復活”をアピールするためにも2度目の賞金王の座を目指す。

【QC6位=中谷朋子(42)兵庫・78期】兵庫支部だけでなく、女子戦線を長らくけん引してきた中谷。今年はGⅢ3勝を含む6度の優勝と絶好調と言えるシーズンとなった。

 その要因について「調整の切り替えが早くなりました」という。それを証明したのが8月の地元・尼崎で行われたオールレディースだ。前検ではあまりの不調に天を仰いだが、そこから懸命の調整。一気に超抜機に仕上げて優勝をもぎ取った。

 この繰り返し、積み重ねが7.51(2019年前期適用)という高勝率につながり、念願のSG初出場(ダービー)を果たすことができた。初勝利こそ挙げられなかったが「楽しかった。またSGに出たい」と新たなモチベーションも生まれた。

 そして、心身ともに充実して迎える暮れの大一番。「平和島は好きな水面だし、行けばエース機を引く感じ。何となくペラも合う」とはっきりと好イメージも見えている。初のGI制覇に向けて機は熟した。

※次回掲載はGP4位・井口佳典、QC5位・日高逸子、QC4位・守屋美穂