【住之江グランプリ&平和島クイーンズC】選手紹介=岡崎泰裕、吉川元浩、遠藤エミ

2018年12月13日 10時00分

【SGグランプリ&GIクイーンズC:カウントダウンコラム(8)選手紹介】

【GP8位=岡崎泰裕(31)福岡・94期】都会(博多)っ子ならではの“クールさ”は、デビュー当時から変わらない。3回目のグランプリ出場となる今回も「今年は結構早めからいい位置にいたんで。うれしいとか感情的なものはないです」と相変わらず。

「前回(2年前のグランプリ)は1stステージ敗退を経験したので、今年はなんとしても(6位以内で2ndステージスタート)という思いはあったんですけど、与えられたところからしっかり、という感じですね」 8位での出場にチラリと悔しさをのぞかせつつもすぐに切り替えるあたりが強さの秘訣だろう。

「今年は住之江を一回も走っていないし相性も良くないけど、苦手意識はないです。今回も自分が感じたように調整して1stステージを突破したいですね」

 感性で走る天才肌だけに、データや常識に捉われる必要はない。機がフィーリングとマッチしたときの、コース不問の突破力が魅力だ。

【GP7位=吉川元浩(46)兵庫・79期】普段は淡々としたベテランだが9年ぶりの出場の報にはさすがに笑顔がはじけた。「今まではS事故などが響いていたが、今年はタッチSやコンマ01で残せたのが大きかった」と自身はツキを強調しつつも、マスターズ世代になっても衰えがないこと証明した。

 ただ、近況の話になるとややトーンが下がった。「9月の桐生周年でFを切ってから流れ、リズムが悪くなった。エンジン抽選運も良くなくて、整備することが続いた」としながらも、F休み明けに関しては「今の流れを考えると、ちょうどいいんじゃないかな。悪い流れをリセットして、ちゃんと準備をして行きたい」と状況を鑑みて前向きに捉える。

 07年グランプリは初出場で射止めた。住之江に関しても「調整も冬場の方が好きだし、悪いイメージはない」と準地元だけあって自信ありげ。今年のメンバーでは最年長だが、長打力ではこの男が一番かもしれない。

【QC7位=遠藤エミ(30)滋賀・102期】昨年のクイーンズクライマックスを完全V。誰もが“遠藤時代”到来と思った。だが今年3月、地元びわこGⅡレディースオールスター準優戦でまさかのF。「年始はいいリズムできていたがF後は自分の中でリズムが壊れた」と苦しんだ。

 ただ、その状況下であっても「我慢ができるようになり落ち着いてからは成績も上がり、今は自分のレースもできるようになってきた」と調子を取り戻しつつある。それに「寒いこの時季は好きなんで成績もいいです」と近況5戦4優出2Vと気温が下がるにつれ、ギアを上げてきた。

 連覇を狙う今年は「平和島は相性がいいんじゃないかな。悪いイメージはないです」と言うように16年のクイーンズクライマックス優勝戦6着、その後3戦して2優出と結果も出している。「連覇? みんな優勝を狙ってますからね」と慎重ながらも「もちろん優勝を目指して頑張るだけ」と静かに闘志を燃やす。
※次回掲載はGP6位・守田俊介、GP5位・中島孝平、QC6位・中谷朋子