【ボートレース徳山GI開設65周年記念「徳山クラウン争奪戦」(2日開幕)注目選手】原田篤志(39=山口)にとって、ノドから手が出るほど欲しい地元記念のタイトル。1月の64周年記念ではエース機といわれるエンジンを超抜に仕上げて準Vとあと一歩のところまでたどり着いた。「チャンスがあっただけに悔しい」と振り返る。

 地元のA1級レーサーとして、すっかり定着。当地水面を走る時には常にV争いを演じるが記念のカベを打ち破れない。「一般戦は普通に勝ち上がれるけど記念になると、あまり良くない」

 今大会は白井英治、寺田祥がF休みで不在。

 地元記念の看板は代わりに背負って走り抜く覚悟はできている。「地元なのでSは有利だし、調整も分かっている。あとは何といってもエンジン。中堅上位くらいのエンジンを引ければ」と自信を秘めている。