【ボートレース若松・GI開設66周年記念 全日本覇者決定戦(11月1日開幕)注目選手】今年、前田将太(30=福岡・30期)は尼崎SGオールスター4着で昨年の当地メモリアル6着に続き、2年連続でSG優勝戦の舞台に立った。そのポテンシャルの高さからすれば、そろそろGⅠ、SGのタイトル奪取を果たしても、なんら不思議はない選手だ。

 そんな前田は今年ここまでの戦いぶりについて「2か月、F休みで休んでいるのは不満がありますが、その割に平均的に成績を残せていると思いますね」と悪くない状態にあると分析する。

 地元・若松では前述のメモリアルを含めて、大舞台での活躍が目立つが「大きなレースで結果が出せているのが若松で、みんなに『得意』と言われるけど、自分ではそんなことはないと思っています。良かったり、悪かったりで、調整も難しい印象ですね」と意外な答えが返ってきた。

 ただ「うまくリズムに乗れればトントンと行くイメージもあります」とも。初日から弾みをつけられれば念願のGⅠタイトル戴冠も夢ではない。