【鳴門ボートGⅠ・大渦大賞】不動のエース機「33」、この夏一番の上昇機は「21」

2018年09月29日 15時01分

【ボートレース鳴門・GⅠ「大渦大賞 開設65周年記念競走」(10月1日開幕)エンジン&水面】

<エンジン>今年の4月15日が初下ろしで約6か月が経過。9月5日から開催予定だった「ヴィーナスシリーズ第7戦」が台風21号の影響で中止になったため、お盆レースから使われていないエンジンもあり、地元の林美憲は「直前のレースに出ていないのは2か月空くのもあるので回らないし、全然ダメなんじゃないか」と危惧していた。

 そんな中でも不動のエース機は2連率ナンバーワンの「33」。温水パイプが外れてからも安定した成績を残しており、各選手が口を揃えて「出足、乗り心地はくる」。引き続き好気配をキープしている。

 この夏一番の上昇機が「21」。林が「これを引いた人は優勝に近くなる」と言うほどのエンジンだ。お盆レースでは山田祐也が伸びを節イチに仕上げており、生きのいい選手が引けばより威力を増しそうだ。「70」は前節の江口晃生が初日前半でFも伸び寄りで気配が光っていた。2連率47%の「15」はレース足が良く実戦型。「27」はムラがあるが、ツボにハマれば伸び寄りに仕上がる隠れた注目機だ。「38」も2節前の岡村仁が出足中心に強力な足に仕上げており、乗り手を問わず活躍しそう。

 また「39」は7月以降の2連対率が2位、「64」も前節の栄田将彦がパワフルな動きを見せており、要警戒だ。

 <水面特徴>小鳴門海峡に面した海水の水面だが、防波堤があるため大きな波やうねりは出にくい。最近6か月の1コースの1着率は50%で、全国平均よりやや低く、3〜5コースは平均よりも高い数字を残している。要因の一つに水面の形状がある。1Mをホーム側に4メートル振っており、スタートラインから1Mにかけてが狭まっている。それで真っすぐ走れないため、インコースは窮屈な体勢になって小回りしにくいからだ。お盆レースでデビュー初Vを飾った河野大にイメージを聞くと「水面が落ち着くとインが強いけど、向かい風だとダッシュ勢が強い印象。逆に追い風で1Mが荒れるとダッシュ艇に展開がなくなり、内から順番に決まりやすくなります。6コースから差しても最内が伸びるので、先に回れば1着になるケースもあります」とのこと。なお、この時季は気圧の関係で風向きがコロコロ変わることがあり、直前の水面チェックは欠かせない。