【浜名湖ボート・プレミアムGI「ヤングダービー」】エース機は29号、隠れ名機は60号

2018年09月18日 10時50分

【浜名湖ボート・プレミアムGI「ヤングダービー」(19日開幕)カウントダウンコラム最終回】若手レーサーが激突するプレミアムGⅠ「第5回ヤングダービー」が19日、ボートレース浜名湖で開幕する。直前カウントダウンの最終回はボート界の将来を担うホープたちが熱戦を繰り広げる浜名湖の水面&エンジンを“徹底解剖”した。

<エンジン>現行エンジンは4月6日から使用開始しており、5か月が経過。パワー相場は固まりつつある。

 8月までは上位拮抗でエース機と呼べるほど絶対的な超抜機は不在だったが、ここにきて2連率トップ(52・1%)の29号機がその座に就こうとしている。初下ろしシリーズで池永太が幸先良く優勝を飾ってからその後も“高値安定”で8月末に丸尾義孝、直前節に大場敏が強力足に仕上げてV。2節連続優勝機となれば、脚光を浴びるのは当然だろう。出足、行き足は文句なしのトップクラス。丸尾は「ヤングダービーでもコレはかなり楽しみあると思いますよ」と太鼓判を押した。

 29号機に次ぐ40%台のエンジンは全部で13基。その中でも33号機、35号機の2基が強力だ。「33」はお盆シリーズで徳増秀樹がオール2連対で優出。行き足~伸びを中心にトップクラスの足に仕上げ、その後も上位級の動きを披露している。「35」も伸びが強力でパンチ力はある。

 2連率47・8%でV2の23号機も軽快。優勝したのは湯川浩司と井口佳典で乗り手の印象も強いが、注目エンジンの一つだ。また7月のルーキーシリーズで村松修二を優勝に導いた37号機も魅力十分だ。数字的には33・9%と平凡でも、なかなかの好素性と言えるのが60号機。8月に走った作間章が「本番で出てきたら活躍するでしょうね」と絶賛した。

<水面>浜名湖の西岸に位置する全国屈指の広大な水面は若手の“握り合い勝負”には打ってつけの舞台となる。水質は淡水と海水が混じり合った汽水。東海道新幹線の車窓から見えるレース場で、晴れ渡った時は富士山を眺めることもできる。

 ピットから2Mまでの距離が152メートルと他場に比べて長いだけに、ピット離れの優劣も重要になってくる。

 冬場は追い風、夏場は向かい風になるのが基本だが、季節の変わり目となる9月は風向きが一定しないこともある。若手の頂上決戦は早いスリット合戦になることも多いだけに風の微妙な変化を読み取った選手が有利になる。前期(2017年11月~18年4月)の1コース1着率は52%でこれは全国24場の中では16番目となっている。