【ボートレースびわこ「GⅠびわこ大賞 開設66周年記念」(12日開幕)2日目「ドリーム2nd」展望】

1号艇【白井英治】まるがめ「メモリアル」はFに散ったが、続く多摩川周年では8走してゼロ台スタート4本。並の選手にはできない芸当だが、集中力と瞬発力が違うためF持ちでもスリットは攻める。減量効果で仕上げも快調だけに、多摩川準優勝の雪辱を期す。

2号艇【中島孝平】5月の尼崎「オールスター」で久々のSG制覇を果たしてから目立った活躍はないが、競りに強く大敗は少ない。暮れの「グランプリ」へ向けて、ここからギアを一段上げたいところ。静かな男が難水面へ闘志を燃やす。

3号艇【馬場貴也】悲願のタイトル奪取へ、走り慣れた地元は絶好の舞台。8月以降、3度目の地元戦ともなれば仕上げにアドバンテージがある。あとはどこまで自分を追い込めるか。進入に、レースに、妥協なき走りで頂点を狙う。

4号艇【湯川浩司】まるがめ「メモリアル」では転覆を克服しての優出に、同期の井口佳典が「湯川恐るべし」と感嘆。理屈を超えた爆発力を持っており、最近5節で64周年を含む2Vの実績があるびわこでは目が離せない存在といえる。

5号艇【岡崎恭裕】今年は3月に浜名湖SG「クラシック」優出4着、4月にはからつ65周年Vと前半戦は飛ぶ鳥を落とす勢い。夏場からペースは落ちたが、天才肌とあって一度スイッチが入れば快進撃も可能だ。

6号艇【中田竜太】昨年4月、まるがめ65周年でGⅠ初Vを達成すると、9月には蒲郡ヤングダービー、今年3月には戸田61周年を制し、あっという間に全国区のトップレーサーに成長。びわこでもスピードと機動力を遺憾なく発揮する。